税理士松尾ブログ
事業承継とM&A
2018-11-25
ビジネス上の良好な関係性を表すときに、
「Win-Win」という言葉をよく使うと思いますし、私もよく使います。
それは「損得が一致」した関係性と言えます。
当たり前の話かもしれませんが、企業の成長戦略や事業承継を考えた場合、
損得の関係性を超えた
「価値観が一致」した関係性を見据えなければなりません。
長寿企業の代表格である金剛組が長く継続した秘訣は
「従業員養子」を活用したことにあるとも言われています。
血縁の有無に関わらず「価値観の一致」を優先させるということでしょう。
M&Aは企業の「合併と買収」の略称であるがゆえに、
・身売り
・後継者がいなくて困ったときに考えること
というイメージが先行します。
しかし実際は、
・売り手の多くは黒字企業であったり、
・買い手として新たな収益源をつくる時間を買う有力な選択肢であったりと
様々な誤解があることも事実です。
弊社も士業の立場から
お客様の
・成長戦略
・事業承継
を強力にご支援しなければならず、その選択肢にはM&Aも挙がって参ります。
とくに私たちが本拠を構える「地方」にとって
中小企業は
・雇用の確保
・技術と誇りの伝承の場
・まちの風景そのもの
というとりわけ重要な役割を担っておられます。
まさに存在していることそのものに価値があるのだと思います。
今年最後のあおばセミナー。
・M&Aをめぐる誤解を解く
・託し託される事業承継の重要な要素
・成長戦略としてのM&Aの具体例
・事業承継としてのM&Aの具体例
を知る機会として頂ければと思います。
⇒お申込み(どなたでもご参加頂けます。)
弊社ホームページの事業承継ページも「託し託される事業承継」
としてリニューアルいたしました。
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