税理士松尾ブログ

松尾ブログ

何ごとも「分ける」ようになりつつある最近の趨勢から

2018-05-12

テーマ:税理士@松尾

シェア経済とかよく言われます。

カーシェア
シェアオフィス

要は「分ける」「分かち合う」というところに本質があるのだと思います。

最近注目が増しつつある「信託」もまた、「所有」と「受益(利益をうける)」を分ける、というところに本質があるのかと。

今までは、例えば不動産で言えば不動産の名義人(つまり所有者)と家賃を受け取る(利益を受ける)人とが当然にイコールだったわけです。

それを別々にすることが出来るという点で画期的なわけです。

この「分ける」という概念。

トヨタ自動車は、それまでカリフォルニア、ニューヨークなどに散在していた北米統括拠点をテキサスはプレイノ市という片田舎に従業員4000人とともに統合しました。

これはあくまで管理機能を統括した、というのが本質かと思います。

営業機能まではプレイノという片田舎に移してはいませんので。

これも、企業の「機能」を分ける、ということだと思います。

本社機能、統括機能はどこだっていいのです。

であれば、税率のより低い地域の方がいい。

そんな思考のような気がします。

 

しかし、経営とは「管理」をいうのではなく「販売」をいうのであって、その意味で、販売機能は人口の多い現場に残す。

企業の機能を分ける。

この「分ける」という概念はこの先もどんどん広がります。

どんどん専門化されていきます。

会計事務所も、

歯科特化
医療特化
相続特化

いろいろ「分ける」作業がすすんでいくかと。

会計事務所の企業向けサービスも、

伝票入力チーム
財務分析チーム
顧客対応チーム
営業特化チーム

という風に「機能」で分けていくべきなのかもしれません。

拠点もまた、

営業拠点
セミナーなどの発信拠点
教育拠点
作業拠点

などと分けていくべきなのかもしれません。

でもここで大切なことは、
伝票入力もできるけれど、今は財務分析チームにいる、
という状態が「あるべき姿」である、ということだと考えています。

それしかできない、
のではなく
いくつかできるけれど今はそれをやっている、
という状態。

いつでも他のチームに移れまっせ、と言えるような教育方針。
これが大切なんだと思います。

ピカソの絵。

一見、

誰でも描けるような、分かる人にしか分からないような、何も考えずただ自由に描いているような、そんな絵ですが、猛烈な基礎の積み重ねがあり、どんな分野の絵でも描けるのであり、その上での専門特化。

最近の、「分ける」という趨勢から税理士事務所のこれからの運用を考える今日この頃。

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4月20日からゴールデンウィークまでをまとめて更新。

2018-05-06

テーマ:税理士@松尾

4月20日

わんぱく相撲山の辺場所。
 
今年の年末には天理青年会議所を卒業します。
 
現役メンバーとして最後のお手伝い。
不思議なことに毎年晴天。
 
 
もはやこの相撲神社に土俵があることが
当たり前になったけど、
 
5年前まではなかった。
 
作ったことが誇りであり、
郷土の資源になれば。
 
 
4月25日
4月27日は
 
後継者限定の事業承継セミナー
金融機関やコンサルには
できない、オーダーメイドの提案が
できるのは士業だけ。
 
 
後継者こそが
他責を自責に変え
 
創業者を理由にするのではなく
 
言い換えれば、
 
他人の人生ではなく自分の人生を
 
目的を持って生きよう。
 
 
そんなメッセージをお伝えしました。
 
 
忘れていた大切なことを思い出しました。
とのアンケートもあり、感無量。
 
そして
ゴールデンウィークは、
 
まずは近所の小学校の清掃
そしてまた天理青年会議所の
創立45周年記念事業
 
てんりンピック
 
人口減少などで、
 
10年来開催されてなかった
市民体育祭を復活させよう、
との思いで開催しました。
天候不良で1日順延し、
さらに
当日も強風で気球が飛ばなかったけど、
また一生の思い出が出来た。
これだけの人数での設営はホントにシンドイけど、
 
 
どこのセミナーでも教えてくれない、
 
 
人として
経営者として
 
 
大切なこと。
守るべきもの。
変えてはならないものを、
 
 
教えてくれる。
 
 
長蛇の列がホントに嬉しかった。
強風で気球が飛ばなくて本当にすいません。
運動会のお昼休みには、
 
天理が誇る、マーチングバンド。
日々の猛練習。
野外への楽器の持ち運び。
魂の演奏。
 
 
これは何度見ても毎回感動。
ホントにすごい。
 
 
実のところ…
 
 
5月3日、てんりンピックの前日最終準備。
その晩には39度の発熱。
 
5月4日朝、回復。てんりンピック当日。
設営に追われる。
 
その晩にまたまた39度の発熱。
 
5月5日朝、なんとか回復。
 
 
40歳のオッサンにはキツかったけど、
人間に与えられた回復力に感謝。
 
その後は
日本の地方の現状を再認識し、
その解決策にならぬかと、
いま注目している、テキサス州の研究。
そして
 
祈りごとをし

ゴールデンウィークは終了。

4月上旬のテキサス視察から
ゴールデンウィークまで
怒涛の時間。

生かされていることに感謝。
必ずや恩返しをしなければ。

すべては地域をつなぐために。

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