事業承継
「託し、託される」事業承継
- 単なる「Win-Win」の関係をこえた「託し、託される事業承継」を目指します。
私たちの活動拠点は「奈良県」です。言わずと知れた、歴史と伝統が静かに息づく地。 そして奈良県天理市は、最古の道、最古の神社、数々の古墳群が存在する、まさに始まりの地です。
ただ、この場所も多聞にもれず、これから人口減少・販路縮小・都市一極集中といった数々の困難の波が及んできます。まさに「静かなる有事」というべき事態が着々と進むでしょう。
人口減少が叫ばれて久しいですが、本当に、現実に、減り始めるのはこれからです。 そして西暦2100年には人口が今の半分になる、想像もつかない現実が存在します。 この記事をお読みいただいている方は(私も含めて)西暦2100年には存在していない可能性が高いですが、お子様はどうでしょうか?お孫様はどうでしょうか?
そう、西暦2100年は遠い未来ではなく、たったの80年後なのです。
みなさまの会社は、雇用の受け皿として、文化と技術の伝承の場として、そして何より、それぞれの事業に込めた「誇り」の伝承の場として80年後も必要な会社なのです。
企業は「存続(生きる)」ことそのものに価値があると考えています。
指をくわえているだけではなく、既存の価値観にとらわれず、私どもも「士業」という専門職として、機会の提供、解決策のご提示をしていかなければなりません。
その解決策には、企業を「託す」「託される」関係性を構築する、という選択肢も存在します。 例えばM&Aであれば、「Win-Win」の関係という表現をよく用います。
いわば「損得」が一致し、企業という生命体を譲り渡し、渡される取引と言えます。
私たちは、M&Aに限らず、「事業の承継」を「Win-Win」の関係性、つまり損得関係が一致した状態ととらえるのではなく、「結婚」の関係性、つまり「価値観の一致」した状態ととらえています。
Win-Winの関係性をこえた、結婚の関係性。 損得の一致をこえた、価値観の一致。 譲り渡し、譲り渡される関係をこえた、【託し、託される関係性。】
先達から託されたこの地域で、地域経済の根幹を「雇用」の面から支える中小企業に、価値ある関係性構築の機会をご提供していきたいと考えています。
- 事業承継は手続きが多く、また、お金が絡むのでトラブルが発生しがち
- 銀行は決算書しか見てくれないし、融資のことばかり
- コンサルタントは一時的にしか関与してくれない
- 税理士だけでなく弁護士・社会保険労務士・行政書士が連携しているのでワンストップ対応いたします。
- どんなスキームにおいても「士業」はボトルネック(必ず通らねばならない通過点)です。だからこそ経営全般の視点から、横断的な検証をおこなっていきます。
- 託し、託される事業承継の実現のために18個の基本スキームを用意し、オーダーメイドしていきます。
何故、「今」考えないといけないのか
- 事業承継にはパワーが必要なので、社長や後継者の気力体力が充実して元気なうちに行うのがよい
- 後継者育成は、理想は20年必要
- 新事業承継税制には期限有り
- あらかじめ準備しておくとベストのタイミングで所有権や経営権の移転を実行できる
- 事業承継はオーダーメイドでしか解決しない