税理士松尾ブログ
竹筒ごはん+古代ヤマト周遊イベント
2020-11-09
テーマ:税理士@松尾
結局のところ、
今もよく聞く音楽は、高校生や大学生の時に聞いていた音楽であって、
その頃に読んだ小説を今もう一度開くと、すぐさま青春真っただ中へ。
多少の好奇心もあって、
高校を卒業後は関西を離れて生活するも、10数年してから故郷へ戻れば、
その景色はつねに、心を和ませてくれます。
人には誰しも「心象風景」というものがあって、
しかし都心部を除けば、人が減り、逆に空家が増え、
この先どうなるんだ?という事態が徐々にかつ着実に進行しています。
しかし悲観的にはならず、まちづくりはひとづくり。
「人」さえいれば、そこは社会として立派に成り立つものです。
成り立たせるために、自分の父親ほどの世代の、地元の大先輩方と一緒になった取組み。
「新米で竹筒ごはんにチャレンジして古代ヤマトを巡ろう!」
https://docs.google.com/forms/d/1sBlCy2_5deRHC3VZ1fxTFcpQFu21_ELS2_BKpjSUfOA/edit
この秋に収穫したばかりの新米(大和ひみこ米)を、地元で切り出した竹筒に入れて炊きだします。
竹筒ごはん会場までの前後は、2,000年の歴史を誇る「古代ヤマト」の史跡が手に届く距離に数々点在する私たちの地域を、
ご自身のペースで巡って頂きます。
今もなおつづく、三輪山と二上山を望む田園風景。
いわゆる「活性化」のためには盲目的にイベントをやっていればいいわけではなく、
「教育」と「経済」が不可欠だと思っています。
地域が連携して和気あいあいと楽しみながら、でもしっかりと、その取り組みから生まれる「教育効果」、
そして「経済効果」もまた見据えておかなければならないのでしょう。
しかしまずは地元を知って頂くこと。
知ることからすべてが始まる、これもまた大切な要素。
https://docs.google.com/forms/d/1sBlCy2_5deRHC3VZ1fxTFcpQFu21_ELS2_BKpjSUfOA/edit
青年会議所(JC)で地域が良くなるにはどうすれば、と仲間たちと語り続けてきましたが、
JCを卒業してもなお、今度はまちの人たちと、その語らいは続きます。
まさに、ゴールなきマラソン(笑)
経営者の権利
2020-10-27
テーマ:事業承継
少し前のことになりますが、
【アルバイトに賞与なし、不合理と認めず 最高裁判決】
という判決がありました。
⇒記事
勤務実態として正社員とアルバイトの間で明確かつ客観的に線引きが出来るのであれば、
アルバイトに賞与支給がなくとも不合理とは認められない、ということかと思います。
これに限らず労働問題は、しばしば「労働者の権利」をめぐって争われると思います。
労働者に権利があるのであれば、「経営者の権利」とはなにか?と考えてみると、
1,資金に関する権利
資金をどこから調達してどこに投資し、どこに留保しておくかを決定する権利
2,経営戦略に関する権利
理念や顧客の設定から始まり経営戦略、必要利益を決定する権利
3,後継者を指名する権利
その名の通り、後継者を指名する権利
が挙げられます。
そして経営幹部は本来、
・業績を達成する責任
・部下を育成する責任
・報告を上げる責任
を担い、
一般従業員は本来、
・自分自身を管理する責任
・業務の改善を提案する責任
を担うことになろうかと思います。
こういった労働関係の訴訟の話題が上るたび、
経営トップ、幹部、一般従業員それぞれの「権利と責任」について考えさせられます。
事業承継の時節を迎えている企業においては尚更で、当たり前につけられている役職について、
もう一度「そもそも論」から入ってみる必要があろうかと思います。
会議制度にしても然りで、菅総理が発足して「会議制度」を見直されていることを興味深く見ています。
菅総理と言えば基本的にはアベノミクスを承継する立場であろうと言われており、
方針の基本線は変わらないにしても、
安倍内閣:未来投資会議
に対し、
菅内閣 :未来投資会議を廃止。代わりに経済財政諮問会議を復活させ、その下に成長戦略会議を設置して実行部隊とする
という具合に「会議制度」を変えています。
当然、政治のパワーバランスも影響しているとはいえ、基本線を承継しつつも、それを実現するために「会議制度」を変えて臨む菅内閣。
いずれにしましても、
・経営者の権利
・幹部、一般従業員の責任
そして
・会議制度
事業承継やコロナ禍といった大きな出来事は、多くの企業が当たり前に有している役職や会議体についても、
その存在意義を見つめなおす貴重な機会になるのだと思います。
「新卒×中小企業×地方」就活イベントと「竹筒ごはん」
2020-10-21
テーマ:税理士@松尾
ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれないのと同じように、
人間もまた、人間でしか磨かれません。
まさに「人間は出会いで成長する」のだと思います。
わたし自身も大学生だった時代があり、三回生ともなれば周りが動き出すからということで就職活動をしていたように思います。
しかし一般的に、大学生にとって「中小企業」が就活の選択肢に挙がることは少なく、地方で活躍する中小企業であれば尚更でしょう。
税理士という職業柄、経営者と直接お話しする機会を多く持ちます。
お客様のほとんどはいわゆる中小企業で、その経営者には「カッコイイ」人たちで溢れています。
「カッコイイ」とは?
例えばその企業が一番大切にすることは
・売上か?
・利益か?
・一人あたりの給料か?
・経営理念か?
・従業員数か?
・安定か?
・社員が溌剌としていることか?
それぞれだと思います。
それもそのはず、何が成功か?というのは経営トップの考えによるものですし、そこにこそ経営者のピボット(軸)が垣間見えるということです。
そういった経営者との距離感が近いのも中小企業の魅力だと思いますし、
そういった経営者と、「可能性しかない」大学生が出会ってくれれば、日本の地方はどんなによくなるだろうと企画したイベントでしたが、年内に予定していた全3回が無事に終わりました。
それまでは「地方中小企業」が就活の選択肢になく、もしくは「どんなものなんかな?」というくらいだった学生さんたちが、このイベントを機に、実際に参加頂いた企業の面接やインターンシップに進んでくれました。
もちろん全員ではありません。延べ25人の学生さんが参加して、現状、進んでくれたのは5名です。
しかしたとえ5名でも、それまで接点がなかった奈良の中小企業と出会い、より深い関係性を築いてくれたことにホッとしています。
ちなみに、これからインターン予定の方もまだいらっしゃいます。
本来は弊社のお客様応援企画だったのですが、これエエやん、ということで第3回目の年内最終回は弊社も便乗してしまいました(笑)
趣旨に賛同し、会場をご提供頂き、司会をかって出ていただいたフリーアナウンサーの清水健さまにも、心より感謝を申し上げます。
最終日は出展企業側でしたので、税理士の業界や価値、あおばの方針をアウトプット。
大学生の目の輝きがまぶしかったのはそれだけ年を取ったということか。。。
中小企業の価値を語り、
税理士の価値を語りました。
わたし自身も地方中小企業の経営者らしく?次の日は田んぼ。。。
前日の大学生と打って変わって、この日は私の父親よりも年上の、地域の大先輩たちと竹筒ごはんづくり。
大先輩方も、自分たちの地域は自分たちで守る、とアツい。
竹筒にご飯を入れて炊くだけのシンプルなものですが、
こんなに白くふっくらと。
こんなにもウマイとは。
竹筒ご飯をメインに11月にイベントをやろう、ということになっています。。。汗
企業と学生とをつなぐ
あおばという企業をつなぐ
そして地域を次代へつなぐ
オンオフ関係なく、「つなぐ」ということで軸を通すことにしています。
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