税理士松尾ブログ
しめ縄を自力でつくって思ったこと。
2018-12-03
テーマ:税理士@松尾
当たり前すぎて何とも思わないこと。
当たり前すぎて意味を理解しようと思わないこと。
「当たり前」の対義語は「有難う」と言いますが、
有難うと思うためにはまず「向き合うこと」から始めなければなりません。
なぜなら、当たり前と思うことは当たり前すぎて、向き合おうとすらしないからです。
向き合ってはじめて
当たり前から
感謝が芽生え、
感謝から誇りが芽生え、
誇りをもつことで品位が芽生えます。
だから大切なのはまずは「向き合うこと」だと思うのです。
年末を控えるこの時期、
誰もが「当たり前」に過ごす代表格が「お正月」だと思います。
お正月って何のためにするの?
寝正月の本当の意味は?
門松って何のためにあるの?
お年玉って何のためにするの?
そして「しめ縄」ってどういう意味があるの?
こういう当たり前すぎて向き合おうとしないことを
改めて勉強しに、名古屋まで行ってきました。
題して「しめ縄づくりプロジェクト」
で、自力で稲わらで作ったしめ縄がこちら。
まー形はともかく、
年神さまをお迎えするときの「入り口」を示すしめ縄を、
お正月の意味を勉強したうえで実際に作ると
格別のものがありました。
で、同時に思ったのは、
実は古来よりの文化は、
崩壊しかかっているのではなく、
すでに崩壊していたのではないか、ということ。
何かの責任感から古来の文化を次代につなげなければならない、
と思いつつも、
意味合いを分かっていなかった時点で、
そして恐らくお正月の意味を知らない人が大多数と思われる時点で、
文化は崩壊しかかっている
というよりも
すでに崩壊していたのではないか
という想いがこみ上げてきました。
なんとしても、
崩壊を食い止めるのではなく、
もはや
復活をさせなければならない、と感じました。
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