税理士松尾ブログ

松尾ブログ

ジョホールバルでのご縁を大阪にて

2019-10-09

テーマ:セミナー報告

 

先日実施した、

奈良の経営者のためのシンガポールツアー

 

シンガポールから奈良に何を活かせるか?

という視点で催行しました。

 

 

その中で、

シンガポールから車で60分足を延ばせば人件費も物価も1/ 3になる、

という視点でご紹介したマレーシアのジョホールバル

 

サッカー日本代表が初めてWorld Cup出場を決めた地として

記憶に残っている方も多い場所です。

岡野さんの決勝ゴールですね。

 

 

そのジョホールで新たにいただいたご縁をたどり、

大阪心斎橋へ。

 

日本の大学生や日本語を学ぶ世界中の学生を集めて日本語でスピーチコンテスト

優勝者にはジョホールバル企業へのインターンシップの機会提供

日本に戻り、インターンシップ体験報告会

 

ということでその報告会に参加してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人とベトナム人の学生さんによる帰国報告、

非常に熱のこもった報告で素晴らしい体験をされたんだな、と実感。

 

やはり経験のないところからは共感は生まれないので、

この先の社会人生活でおおいなる資源となることだと思いますし、

この事業を企画されている経営者にも大いに敬意を感じました。

 

ここでもまた良きご縁も頂戴し、

クライアント様にさらにフィードバックしていこうと思います。

 

経営者のためのシンガポールツアー

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根付きすぎて、根付いていることすら気付かないこと。

2019-09-25

テーマ:税理士@松尾

 

学生の頃、村上龍氏の「イン・ザ・ミソスープ」という小説を読んだことがあり、

 

淡々と進む物語の途中から突然、凄絶な展開が繰り広げられ、

まるで映画館で映画を見ているような錯覚で食い入るようにその先を読み続けた記憶があります。

(体験だけが先行して話の内容はよく覚えていませんが。。。)

 

 

それに似た感情をよみがえらせてくれた、この書籍。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淡々と遺跡の説明が進むと思いきや、

終盤につれて著者の豊かな感情が繰り広げられます。

 

一日に2回読み返したのも久しぶりの経験でした。

 

私のイメージでは、

・縄文イコール土器。

・稲作文化の浸透とともに滅びた。

 

 

それくらいの知識しかない中、

 

・縄文人も稲作をおこなっていた

・稲作により「余剰」が生まれ、中国大陸では争いが絶えなくなっていることを縄文人は知っていた

・よって稲作を受け入れるかどうかの葛藤があった

・政治と祭祀に特化したヤマト王権は縄文回帰の拠点であった

・江戸時代もまた、縄文回帰が原点

 

1万年もの間、各方面から渡来人を受け入れ、

和の精神をはぐぐんだ下地があってこその今日。

 

私たちはもっと「日本的経営」に自信を持たねばならないな、

と改めて感じます。

 

「Win-Win」とよくいいますが、

「Win-Win」すなわち「損得」だけだと、

悪いことをしようとしている人に武器を渡しても、そこだけみれば「Win-Win」になっちゃう。

 

近江商人が三方良しといいましたがまさにその通りで、

「Win-Win」プラス「理念」「価値観」が大切。

 

 

稲作は人々を劇的に豊かにするのは分かってはいるものの、

それをやってどうなるのか?

 

大いなる葛藤の元、結果的には稲作を受け入れたわけですが、

それでも「和」の精神、多神教の精神は今も強く根付いています。

 

根付きすぎて

当たり前になりすぎて

根付いていることすら忘れてしまっている。

 

 

 

どの企業にも、

当たり前に思っていることにこそ、実は価値があるのだと思います。

 

 

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経営者とともに行くシンガポールツアー

2019-09-22

テーマ:セミナー報告

 

税理士法人あおばの関連会社として
「一般社団法人フライト」
という会社を運営しています。

 

事業内容は大きく2つで、

 

・経営のセカンドオピニオン

 

そして

 

・中小企業の海外活用

 

です。

 

「海外活用」という言葉を用いているのは

「海外進出」と区別するためです。

 

海外進出は華やかですが、

 

特に中小企業にとってはリスクとコストが最も高く、
最終段階で考えるものと捉えています。

 

(もちろん海外進出の際は、現地の信頼できる士業のご紹介もしています。)

 

 

 

海外活用の軸足はあくまで国内(地方)で、
技術やノウハウを輸出するイメージです。

 

その(一社)フライトの恒例行事となった

 

「経営者とともに行くシンガポールツアー」

 

F1の近づくシンガポールへ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は4名の経営者とともに

9/12から9/14の道程で行って参りました。

 

テーマは「士業を通じた出会い」

 

・シンガポール国内で飲食店を20店舗以上展開する奈良出身社長

・シンガポールでの資産運用(この方も奈良県民)

・シンガポールと奈良をつなぐインバウンド事業ミーティング

・車で90分で物価も人件費も1/3。ジョホールバルの活用方法を現地士業から

・現地介護施設への日本のサービス移転の可能性

・不動産事情と物件視察、日本のリタイア組への案内可能性を探る

・お子様向け1〜2週間の短期留学制度のご案内

・ジョホールバル現地士業とお食事

・マリーナベイ周辺を散策しつつ、IRの本質的要素を現地専門家から解説

 

(参加者の営む事業によって毎回アレンジしています。)

 

これらすべて「士業」を通じた人脈でご紹介することで、
ビジネスの基本である「信頼性」を担保しています。

 

そしてただビジネスライクに昼間ミーティングするだけではなく、
出来るだけ夕食も共にし、昼間のお話をさらに深堀りできるようにしています。

 

 

そしてシンガポールはすごいよね、

で終わることのないように、

で、奈良はどうするの?

 

という視点で「出会い」を活かすべくツアーを組んでいます。

 

マリーナベイ周辺を散策する時間帯もありますが、

マーライオンではなく、

「関西でこれから起きようとしていること」をテーマに

こういうIRの本質的なところを視察します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本業に活かす要素ばかりなのでツアー料金も全額損金でOK^^

 

これから人口の増えない関西。

どうやって次代につなぐか。

どうやって中小企業もコミットするか。

 

出会いから生まれる気づきをこれからもご提供していくつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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