スタッフブログ

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お酒

2023-08-18

テーマ:ひとりごと

 

税理士試験を受け終えての3連休。

 

気分転換にと家族を連れてショッピングモールへ。

妻が買い物している間に書店に立ち寄ってみると、、、

 

「よくわかる税法入門」

 

 

大学時代に税法に興味を持つキッカケになった本の「第17版」が並んでいました。

(私が読んだのは第3版。光陰矢の如し…)

 

本書の中の設定では大学のゼミで生徒2人が教授や税理士になった先輩も交え、

対話形式でざっくばらんに話が進んでいくし、

各章のタイトルも読み切りの親しみやすいテーマで掲げられているので、

専門書としては堅苦しくなく読みやすい本だと思います。

 

前職でお酒の仕事に携わっていたこともあり、

この本の中でも書かれている「酒税法」の部分をあらためて読み直してみると、、、

15年以上前に書かれている内容と殆ど変わっていませんでした。

 

日本には外国のように「酒造法」という法律がないので、

 

(ここからは個人的な意見ですが、)

 

製造方法の面では工場でいくらISOFSSCを取得したとしても、

食品安全の面では当然に食品関連法規を遵守しているとしても、

肝心のお酒の「嗜好性」や「唯一性(オリジナリティー)」であったり、

そこから派生するはずの「多様性」や「選ぶ楽しさ」であったり、

本来お酒の性質として備わっているそういった大事な側面を、

お酒の消費者が享受するための観点が酒税法の規定だけでは賄えていないよね、

といった具合の書き方になっています。

 

日本にもまだ日本でしか知られていない、

世界に誇れる素晴らしい地酒文化がありますから、

フランスのロマネ・コンティや、

アメリカのスクリーミング・イーグルと同列になる日本酒の出現を後押しできる法が、

いつの日かできたらいいな。

 

とか考えてると、妻が退屈そうに喫茶店に行こうと肩を叩いてきました。

 

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