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そりゃそうだ

2023-10-06

テーマ:ひとりごと

皆様は「明珍火箸風鈴(みょうちんひばしふうりん)」って聞いた事がありますでしょうか?

というより聴いた事がありますでしょうか?

「明珍火箸風鈴」は平安時代から続く甲冑師であった明珍家がその鍛造技術を生かして考案した火箸風鈴で

触れ合うと「キーンキーン」と澄んだ音で長い余韻が残る本当に涼しげな音が特徴の風鈴です。

この度、姫路にある「明珍本舗」で鍛冶体験という形で明珍宗敬氏に火箸造りを教えて頂く機会が

ありましたので行って来ました。

         

まず工房に入ると「熱いッ!!」覚悟して挑んだけれども「熱いッ!!」

明珍さんから明珍家の歴史、時代の流れにより甲冑師から火箸造り、火箸風鈴へとの変遷、

工房内の道具・設備の説明をして頂いたころにはTシャツは汗でボットボト。

今回は最も一般的な25cm程の洋鉄を用いて、まずは明珍さんのリズミカルなお手本を見せて頂いてからの、

さあ私も挑戦です。1300℃の燃え盛るコークスで洋鉄を真っ赤に焼いて大きな金鎚で叩いて叩いて火箸の形に

伸ばしていくのですが、これが当然難しい。

気さくで優しい明珍さんに「上手じょうず!」とおだてられながら出来た物体がコレ…

コレ何?なんか曲がってるし、後で糸で吊るしてもらい鳴らせてみるも…ん?(恥ずッ)

  そうしてできたシロモノがコレです→

そりゃそうですよね明珍家が平安時代から1000年間練り上げた技術、未だに世界中の誰も

明珍さんの音色は真似出来ないそうです。

工房に入った時、明珍さんから「なんぼでも写真も動画も撮っていただいて結構です」と仰られたのも納得。

ほんの2時間だけの鍛冶体験でしたが、長い歴史の中で練り上げられた技術を柔らかい口調と優しい人当たりで誰かに伝えられる。本当に良い経験をさせて頂きました。

 

私も難しい事を誰にでも分かり易く、分かり易い言葉で伝えられる様に心掛けます。

                                    池田行重

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