スタッフブログ

スタッフブログ

「続 クワガタ飼育方法」

2023-09-13

テーマ:ひとりごと

一年前にクワガタムシの産卵セットを紹介させて頂きましたが、今回は幼虫の飼育法など

ご紹介したいと思います。安心してください、虫の画像は出てきません。

7月、8月に産卵セットを組んで既に卵から孵化している前提となりますが、ノコギリやミヤマの幼虫が

とれた方は、発酵が進んで黒みがかった2次か3次発酵マットを用意します。

ホームセンターかショッピングサイトで手に入ります。タライか衣装ケースにマットを広げで加水します。

水分量の目安はギュッと握って団子状になれば大丈夫ですが、水がしたたり落ちるぐらいになると腐るので

徐々に加水します。次に、空きビンや透明のプラボトルに加水したマットをすりこぎなどで硬めに詰めます。

それを一日置いて再発酵(発熱)していないか確認後、幼虫をビンに投入します。

暗くて涼しい所に放置します。通常3カ月サイクルでエサ交換しますが、初秋投入で温度管理をしない場合、

冬眠しているでしょうから、翌年の4月初旬に交換されるといいと思います。

4月頃に交換した場合そのビンで羽化までもって行きます。初夏~真夏にかけてビン側面に

蛹室をつくり、前蛹、蛹となり羽化してくるでしょう。

オオクワやヒラタの幼虫が取れた場合、発酵マットでも良いですが、より大きくなりやすい菌糸ビンに

投入します。菌糸ビンとはビンに木くずを詰めてオオヒラタケ等のキノコ菌糸を回したものです。

こちらもホームセンターなどで手に入ります。エサ交換は発酵マットと同様に初秋投入→4月初旬交換

→夏に羽化という流れになります。年がら年中エアコンで温度管理できる方は4月頃25℃位で

成虫のペアリング→5、6月に幼虫割り出し→8、9月に2628℃で最初のエサ交換→1112月に2324℃で2回目のエサ交換→23月に1820℃で3回目のエサ交換→25℃位まで上げ5、6月位に羽化の流れが理想的です。

ここで豆知識ですが、

幼虫と蛹の間の前蛹期に低温管理すると、大あご原基(キバの基となる器官)の発達が促され大あごが

大きくなると、クワガタ専門誌BE-KUWAで報告されています。不思議ですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。参考になるような点があれば幸いです。

 

 市川

********************************************************************************

税理士法人あおばは奈良・大阪で「ワンストップ・わかりやすい」経営支援サービスを提供しています。

月次決算、事業承継、相続対策を中心にご支援いたします。

お困りの際は税理士法人あおばまで何なりとお申し付けください。

********************************************************************************

 

 

いいね 2
読み込み中...
最近の記事
テーマ
月別


ページ
トップへ