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クワガタムシの産卵セット方法をご紹介
2022-08-26
テーマ:ひとりごと
皆様こんにちは。まだまだ暑い日が続いておりますね。唐突ですが、夏といえば虫取りですね。
お子様、お孫様から取りに行こうとねだられる事も多いかと思います。カブトムシはケースに土を入れて
オスとメスを放しておけば卵を産みますが、クワガタはそうはいかない事が多いと思います。
とにかく女性受けが悪い昆虫の飼育ですが、卵から成虫になるまでの生命の神秘をお子様に体験して頂ければと思いますので、クワガタムシの産卵セット方法をご紹介して参りたいと思います。安心して下さい、虫の画像は出てきません。
まずは根食い系のノコギリクワガタ、ミヤマクワガタ等からですね。
2次発酵マット(黒に近い茶色発酵木クズ)に水を加えてよくかき混ぜます。ギュッと握って固まる位の水分量で大丈夫です。加水した発酵マットを飼育ケースの底から5~6㎝程押し固めます。その上にふんわりと飼育ケースの底から2/3位までマットを入れて昆虫ゼリーと交配済みのメスを入れて完成です。
次は材産みのオオクワガタ、コクワガタ等のDorcus属のセット方法です。
上記とほぼ同じですが、産卵木を予め30分程水につけておき、水から出した後樹皮をスクレーパーなどで
はいでおきます。それを押し固めたマットに置き、マットで埋めて行けば完成です。
産卵木から青カビが生える事がありますが、メスが産卵行動を始めると消える事が多いのであまり気になさらなくても大丈夫です。飼育ケースの側面に幼虫が見え始めたら市販の菌糸瓶か空き瓶に発酵マットを詰めたものに入れてあげて下さい。3か月毎に入れ替えて行けば来年の夏頃に羽化してくるでしょう。 次回に続く。
市川
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