BLOG代表税理士 松尾ブログ

松尾ブログ

堂々と属人的に。ーAI時代の組織づくり。

2026-11-02

テーマ:税理士@松尾

秋も深まり、年末を迎えます。

8月に税理士試験が終わりましたが、10月には中小企業診断士、宅建士、そして社会保険労務士の受験者もいました。

働きながらの勉強は大変だと思いますが、ひとまずお疲れ様でした。


10年ほど前になるのでしょうか。

あおばセミナーの50回目の記念セミナーにご参加いただいたお客様の前で、私は仕事をする上で「申し訳が立たない」という言葉をモットーにやっているつもりです、とお話をさせていただいたことがあります。

・こんなサービス内容では申し訳が立たない。
・こんな教育をしていては、この社員の親御さんに申し訳が立たない。

そんなイメージです。

それからも幾度となく人様の前でセミナーをさせていただいてきましたが、先月は初めて結婚式場をお借りしてセミナーをしました。

イリスウォーターテラスあやめ池

内容は「税理士による相続対策セミナー」。

結婚式場で相続の話なんてしてもいいのかなぁ?と若干不安に思いつつも、会場にご相談をしたところ、快く承諾をいただき、本当にありがとうございました。

あまりお客様以外の方向けのセミナーをすることはないのですが、この相続対策セミナーに関しては年に2回、開催しています。

会場を変えたとはいえ、今回も満席のご出席を賜り、ご関心の高さをうかがうことができます。

また次回は5月に開催したいと思っています。


10月は残念なニュースもありました。

私を北海道大学へと導いた脚本家の倉本聰さん、そしてその北海道で過ごした学生時代に多大なる影響を与えていただいた作家の村上龍さんが亡くなられました。

村上龍さんの小説の中でも『五分後の世界』や『イン・ ザ・ミソスープ』はすごく印象に残っており、何度読んだか分かりません。

メールマガジンやエッセイの発行にも積極的に取り組まれ、その先見性や、根本的なところを疑う姿勢に感銘を受けてきました。

アベノミクスが始まった2013年頃に書かれたエッセイでは、

「アベノミクスがこの先どうなるか分からないが、景気回復が実現したとしても、民間企業や国民の政府への「依存」が定着し、増大していくのではないか」

という憂いが描かれています。

その通り。

補助金、助成金が制度としてあるとはいえ、「依存」よりも「自力」がまずは前提です。


AIは、もはや私たちの日常や思考、そして実務において欠かすことのできない存在になりつつあります。

今までの組織は、属人的であることをどこか避けなければならず、効率化・仕組化にスポットが当てられてきたように思います。

しかし、AIの影響が増すにつれ、むしろ属人的であることこそ重要で、その属人的な思考なり判断基準、そういった目に見えないエッセンスを組織として残せるようになりつつあるように思います。

したがって私どもも、個性的であることを尊重し、資格試験には思う存分に励んでいただき、税理士をはじめとした資格(旗印)をもとに個性を十分に発揮し、その指導方法なり思考回路を組織として次代へと引き継がなければならないと思います。

特に中小企業はこれまでも、否応なく、会社・そこにいる個人の個性にスポットが当たってきました。

おそらく今後は、そういったノウハウなり考え方といった抽象的なものが具現化、可視化され、より輝いていくのではないかと思っています。


堂々と属人的であり、かつ繋ぐことができる。

『北の国から』で描かれたような、人間臭さがひしめき合う組織を目指していきたいと思います。

 

属人的の典型例、私のライフワークのしめ縄づくりワークショップも本格化(笑)

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