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物価高対策は政府の仕事?

2026-01-11

テーマ:税理士@松尾

物価高対策は政府の仕事?─エッセーの一文から─

 


明けましておめでとうございます。

 

学生のころから司馬遼太郎さんや村上龍さんの小説を少しずつ読ませていただいているところですが、小説よりもう少しフランクな形で書かれたエッセーもまた大好きです。

 

年末にかけて、アベノミクスが始まった2013年ころに村上龍さんが書かれたエッセーに触れることがありました。

 

そこでは、

「アベノミクスがこの先どうなるのか誰にも分からないが、もしこれで景気が回復した場合、民間企業と国民の、政府への『依存』が定着し増大しているように思う」

と書かれています。


大企業においては、

 

・いわゆる団塊ジュニア世代があと何年かで定年を迎える

・その次の就職氷河期世代はそもそも少ない

・そうなると最近採用をした若手が主役となる時代がまもなく訪れる

 

といった魂胆のもと、初任給をいびつな形で引き上げ、転職エージェントに多額の報酬を支払い人材の囲い込みをしているのがここ数年の動きではないかと思います。

 

その中で中小企業が人材を採用・確保していくのは並大抵のことではなく、

 

・この人じゃなきゃダメ、とお客様に言っていただけるような人材が

・ここじゃなきゃダメ、

 

と言うような会社に仕立て上げる必要があると思います。


ただ、賃上げは企業努力として当然になすべきことを実行するものの、同時に、生活コストを低下させるためのスピーディーな政策はないものか、と常々感じていたところではありました。

しかし冒頭の村上龍さんの言葉に触れ、知らぬ間に「依存心」が生じていた自分に気づかされたところです。


人を育てようとする前にまずは自分自身を育てなければならない。

そしてお金では絶対に買えないものである「信頼」を、お客様と、そして社員との間で育むために何をなすべきかを問い続けたいと思いました。


高市政権が発足して3カ月ほどになるのでしょうか。

 

解散の話も早々に出ていることからも、雰囲気が変わったという何となくの好感がまだ世間を包み込んでいるように思います。

 

しかし昨年末の税制改正大綱や予算案を見るに、そこかしこに配慮は見られるものの、

 

・議員定数削減

・社会保障費の増大

・国債金利の上昇(国債価格の下落)

 

など根本的な部分に対してはこれから会議を経て対処しますね、とうかがえます。


初詣の崇神天皇陵。

 

 

新年を迎え、中小企業をとりまく様々なことに依存ではなく期待をしつつも、

個人として組織として自力を磨いて参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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