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松尾ブログ

しめ縄を自力でつくって思ったこと。

2018-12-03

テーマ: 税理士@松尾

 

当たり前すぎて何とも思わないこと。

当たり前すぎて意味を理解しようと思わないこと。

 

「当たり前」の対義語は「有難う」と言いますが、

 

有難うと思うためにはまず「向き合うこと」から始めなければなりません。

 

なぜなら、当たり前と思うことは当たり前すぎて、向き合おうとすらしないからです。

 

向き合ってはじめて

 

当たり前から

感謝が芽生え、

感謝から誇りが芽生え、

誇りをもつことで品位が芽生えます。

 

だから大切なのはまずは「向き合うこと」だと思うのです。

 

年末を控えるこの時期、

誰もが「当たり前」に過ごす代表格が「お正月」だと思います。

 

 

お正月って何のためにするの?

寝正月の本当の意味は?

門松って何のためにあるの?

お年玉って何のためにするの?

そして「しめ縄」ってどういう意味があるの?

 

 

こういう当たり前すぎて向き合おうとしないことを

改めて勉強しに、名古屋まで行ってきました。

 

題して「しめ縄づくりプロジェクト」

 

で、自力で稲わらで作ったしめ縄がこちら。

 

まー形はともかく、

年神さまをお迎えするときの「入り口」を示すしめ縄を、

お正月の意味を勉強したうえで実際に作ると

格別のものがありました。

 

で、同時に思ったのは、

実は古来よりの文化は、

 

崩壊しかかっているのではなく、

すでに崩壊していたのではないか、ということ。

 

何かの責任感から古来の文化を次代につなげなければならない、

と思いつつも、

 

意味合いを分かっていなかった時点で、

そして恐らくお正月の意味を知らない人が大多数と思われる時点で、

 

文化は崩壊しかかっている

というよりも

すでに崩壊していたのではないか

という想いがこみ上げてきました。

 

なんとしても、

崩壊を食い止めるのではなく、

 

もはや

復活をさせなければならない、と感じました。

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軽減税率のまぎらわしい事例。

2018-11-29

テーマ: 経営を守る情報

 

来年の10月1日以降の消費増税。

そして予想通り「なんでこんなにややこしいことするんだ!」

の声が圧倒的多数の軽減税率

 

・生きている魚の販売は8%

・生きている牛や馬は10%

 

・ミネラルウォーターは8%

・水道水は10%

 

・飲料用の氷は8%

・ドライアイスは10%

 

・オロナミンCは清涼飲料水なので8%

・リポビタンDは医薬部外品なので10%

 

・みりん風調味料は8%

・本みりんは10%

 

・ノンアルコールビールは8%

・ビールや発泡酒は10%

 

・老人ホームなどでの食品提供は8%

・ケータリングや出張料理は販売じゃないので10%

 

・宅配ピザは外食じゃなく食品の販売だから8%

・ピザ屋の店内飲食は外食だから10%

 

・定期購読の新聞は8%

・駅の売店で買う新聞は10%

 

 

軽減税率の対象は次の2通り。

 

・酒類と外食サービスを除く飲食料品の譲渡

・定期購読契約にもとづく新聞の譲渡

 

2通りしかなくて一見シンプルですが実際のところは大変です。

 

 

くだらない忖度が複雑さを生み利権を生む。

一度生まれた利権は。。。腐ってもなお継続する。

 

 

消費税率8%と消費税率10%。

販売価格「1.85%アップ」

 

中小企業の収益構造改善策は「値上げの一択」だと思いますが、

今後ますます「理念と行動の一致」が求められるのでしょう。

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事業承継とM&A

2018-11-25

テーマ: セミナー報告経営を守る情報

 

ビジネス上の良好な関係性を表すときに、

「Win-Win」という言葉をよく使うと思いますし、私もよく使います。

それは「損得が一致」した関係性と言えます。

 

当たり前の話かもしれませんが、企業の成長戦略事業承継を考えた場合、

 

損得の関係性を超えた
「価値観が一致」した関係性を見据えなければなりません。

 

長寿企業の代表格である金剛組が長く継続した秘訣は
「従業員養子」を活用したことにあるとも言われています。

 

血縁の有無に関わらず「価値観の一致」を優先させるということでしょう。

 

M&Aは企業の「合併と買収」の略称であるがゆえに、

・身売り
・後継者がいなくて困ったときに考えること

というイメージが先行します。

 

しかし実際は、

・売り手の多くは黒字企業であったり、
・買い手として新たな収益源をつくる時間を買う有力な選択肢であったりと

様々な誤解があることも事実です。

 

弊社も士業の立場から

お客様の
・成長戦略
・事業承継
を強力にご支援しなければならず、その選択肢にはM&Aも挙がって参ります。

 

 

とくに私たちが本拠を構える「地方」にとって

中小企業は

・雇用の確保

・技術と誇りの伝承の場

・まちの風景そのもの

というとりわけ重要な役割を担っておられます。

 

 

まさに存在していることそのものに価値があるのだと思います。

 

 

今年最後のあおばセミナー

 

・M&Aをめぐる誤解を解く
・託し託される事業承継の重要な要素
・成長戦略としてのM&Aの具体例
・事業承継としてのM&Aの具体例

 

を知る機会として頂ければと思います。

 

お申込み(どなたでもご参加頂けます。)

 

弊社ホームページの事業承継ページも「託し託される事業承継」
としてリニューアルいたしました。

https://aoba-atm.com/succession

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