BLOG代表税理士 松尾ブログ

青年会議所、奈良県全体での卒業式
2018-12-07
テーマ: 税理士@松尾
30歳で天理に戻り、
ほどなくして入会をさせて頂いた青年会議所。
40歳の節目を迎え、青年会議所から卒業。
この日は
奈良県9つある、全体での青年会議所の卒業式でした。
そして光栄にも、
卒業生を代表して「答辞」としてスピーチをさせて頂きました。
いわゆる青年団体には「商工会」や「商工会議所」もあります。
私も商工会の会員でもあるのですが、
それらと青年会議所との決定的な違いは「存在理由」にあります。
商工会には商工会法。
商工会議所には商工会議所法。
法律が存在理由になっており、いわば絶対になくならない。
一方で青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」という「目的」のみが存在理由。
「社会を少しでも明るく、豊かな社会にしたい」という「想い」のみが存在理由。
「想い」がなくなれば組織もなくなる、
いわば「終わりがある」という点が決定的な違いです。
私たちは「終わりがある」と聞くと少しマイナスのイメージを持ちがちですが、
実は反対で、
終わりがあるからこそ「今」が、「存在」そのものが、輝くのです。
人間と同じ。
人間もいつか死ぬからこそ「今、生きていること」が輝くのです。
「生きている」こと自体に価値が生まれるのです。
不老不死だったら時間はたっぷりあるので、「今」のほほんと生きていればいいのですから。
そんな、存在していること自体が価値を持つ「青年会議所」を卒業してからは
理事長の職をお預かりしたときのスローガンである「価値を語る」をライフワーク
にしていこうと思っています。
税理士法人あおばでは採用活動も積極的にしているのですが、
先日面接に来られた方からは、面接を通じて「税理士のあり方を学ばせて頂きました」
とお礼を言われました。。。
JCの価値を語る
税理士の価値を語る
中小企業の価値を語る
事業承継の価値を語る
語ることは最も人を動かし、費用もかかりません。
語るためには・・・信じることです。
全ては信じることから始まります。
だからこそ
地域経済を支える中小企業にたいする、税理士業を通じたお役立ちを信じているのです。
先日は奈良県全体での青年会議所の卒業式でしたが、
週末はいよいよ所属する「天理青年会議所」の卒業式。
これが最後。
めっちゃくちゃ寂しい。
でも、
青年会議所の後輩たちがこの地で想いをつないでくれることを信じ、臨みます。
徐々に身近になってきたM&A
2018-12-05
中小企業の事業承継は実際のところ、
・親族承継
・親族外承継
・M&A
の3択になります。
事業承継を切り口に色々とお客様ごとに
シミュレーションをしていくと、
身内に後継者がいる、いない。
後継者本人のやる気がある、ない。
後継者がいないとすれば、幹部に候補者はいるか、いないか。
いずれにしても後継者と目される人が連帯保証まで
覚悟を決めているか、いないか。
その方のご家族の覚悟のほどはどうか。
覚悟があるとしても、後継者に株を買い受ける財力はあるか、ないか。
株を買い取る財力があったとしても、そもそもその業界の先行きはどうか。
変化を起こす行動力はあるか。
そんな行ったり来たりを繰り返しているうちに、
意外と「M&A」に行きつくことがあります。
事業承継は最初で最後の経験。
後継者の指名は経営者固有の権利。
手を付けない理由はたくさんある。
それでもやらねばならない事業の承継。
雇用の承継。
私たちも「フィルター」となるべく、
恒例の毎月第一土曜日の研修会で
年商数百万からのM&A成功事例を共有しました。
圧倒的な売り手市場のM&Aの世界。
つまり、買い手に対して
圧倒的に売り手が不足している状況。
3年連続営業赤字。
債務超過。
それでも成功した事例あり。
私も、先入観を捨てねば、と思い直しました。
しめ縄を自力でつくって思ったこと。
2018-12-03
テーマ: 税理士@松尾
当たり前すぎて何とも思わないこと。
当たり前すぎて意味を理解しようと思わないこと。
「当たり前」の対義語は「有難う」と言いますが、
有難うと思うためにはまず「向き合うこと」から始めなければなりません。
なぜなら、当たり前と思うことは当たり前すぎて、向き合おうとすらしないからです。
向き合ってはじめて
当たり前から
感謝が芽生え、
感謝から誇りが芽生え、
誇りをもつことで品位が芽生えます。
だから大切なのはまずは「向き合うこと」だと思うのです。
年末を控えるこの時期、
誰もが「当たり前」に過ごす代表格が「お正月」だと思います。
お正月って何のためにするの?
寝正月の本当の意味は?
門松って何のためにあるの?
お年玉って何のためにするの?
そして「しめ縄」ってどういう意味があるの?
こういう当たり前すぎて向き合おうとしないことを
改めて勉強しに、名古屋まで行ってきました。
題して「しめ縄づくりプロジェクト」
で、自力で稲わらで作ったしめ縄がこちら。
まー形はともかく、
年神さまをお迎えするときの「入り口」を示すしめ縄を、
お正月の意味を勉強したうえで実際に作ると
格別のものがありました。
で、同時に思ったのは、
実は古来よりの文化は、
崩壊しかかっているのではなく、
すでに崩壊していたのではないか、ということ。
何かの責任感から古来の文化を次代につなげなければならない、
と思いつつも、
意味合いを分かっていなかった時点で、
そして恐らくお正月の意味を知らない人が大多数と思われる時点で、
文化は崩壊しかかっている
というよりも
すでに崩壊していたのではないか
という想いがこみ上げてきました。
なんとしても、
崩壊を食い止めるのではなく、
もはや
復活をさせなければならない、と感じました。
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