税理士松尾ブログ

松尾ブログ

固定資産税ゼロ特例の最大の特徴は?

2018-10-10

テーマ:せつぜい

 

第91回目のあおばセミナーで取り上げた、「先端設備導入計画」

 

今年の税制改正で、もっと「大胆な特例を」ということで創設されたものです。

 

 

概要はというと

 

・新品の設備投資で

 

・工業会などの証明書が出るものについては

 

3年間

 

・設備に係る固定資産税が最大でゼロ~1/2になるというものです。

 

(実際はほとんどの市町村でゼロになります。)

 

 

この制度の最大の特徴

 

「さかのぼって適用ができない」

 

という点です。

 

 

市町村の認定が必要なのですが、設備を買った後に認定を受けようと思っても認定はおりない、ということです。

 

 

「認定⇒取得」の流れが逆転することはありませんので、

 

取得前に

 

・工業会等の証明書が発行されるかどうか

 

・市町村で認定可能かどうか

 

の確認が必要です。

 

 

申請用紙はA4用紙2枚

 

・最近の経営環境

 

・その設備を買うことでどういう効果があるのか

 

が主な記載内容で、比較的書きやすいと思われます。

 

 

税金が軽減されるということは会社にお金が残る、という意味において助成金と同じです。

 

 

税理士などの「認定支援機関」の確認も必須となっておりますので

 

設備投資の検討の際にはお声がけ頂ければと思います。

いいね 0
Loading...

焼肉屋さんが元気?

2018-10-06

テーマ:しごとの記録

 

最近の統計ですと、

宿泊業・飲食業の中では「焼肉屋さん」が元気なんですかね?

 

最近の「3月決算から5月決算法人」の統計において

 

黒字決算割合が一番高いのは「焼肉店」という結果がでました。

 

 

ただ、それでも黒字企業割合は44.6%。

半分以上が赤字です。

 

 

その他の財務指標をみますと・・・

 

 

対前年売上高・・・105.1%

 

売上は平均して5%アップしているようです。

 

 

限界利益率・・・56.6%

 

売上から仕入れなどの原価を引いた後の利益率は56.6%ですので、

飲食店としてはかなり低いですね。

 

裏を返せば原価率は43.4%ということです。

 

原価率がこれだけ高くても黒字決算割合が比較的高いのは

売価が高く取れるからかもしれません。

 

 

平均売上高・・・2億4,990万円

やはり、他の飲食業よりも比較的平均売り上げは高めです。

 

 

労働分配率・・・52.4%

売上から仕入を引いた後の「粗利益」の何%を人件費に投下したか

の比率ですが約半分、ということですね。

 

原価率が高いものの、人件費へ投下する比率が他の飲食業よりも低いということは、

粗利益の金額じたいが高い、つまりは顧客単価がやはり高めだということ。

 

 

 

あくまで仮説です。

仮説ですが、色々とイメージが出来てきます。

 

 

大切なのは、

自社において、このように「大切な指標」をもとに仮説と実践を繰り返すことです。

 

 

通帳残高以外にバロメーターになる「指標」を持つことです。

 

 

今の経営が「いいか悪いか」は、「比較」でしか判断できません。

 

 

昨年の今ごろとの「比較」

同業他社との「比較」

そしてベストは、経営目標との「比較」

 

 

経営目標があれば、前年同月や同業他社との比較は不要。

 

 

会社の健康診断。経営ドッグ

 

 

だれでも、どなたでも可能です。

経営ドッグをうけるために、税理士を使うのです。

 

いいね 0
Loading...

経営の定石

2018-10-03

テーマ:しごとの記録

 

決算書は、

 

経営におけるある一定時点での「行動の成果」を表現します。

 

 

税務署や金融機関のように、決算書が出来上がった「結果」だけを見るのではなく

 

決算書を一緒に作り上げる「過程」と「結果」のすべてに関与させて頂く

 

税理士という仕事。

 

 

経営における「行動の成果」である決算書を扱う人間であればこそ

 

「経営の定石(セオリー、原理原則)」を忘れてはならないと考えています。

 

 

で、

 

たどり着くのは「古典的名著」

 

そして

 

それを「繰り返し定期的に読み返すこと」

 

 

公認会計士の天明茂氏の著書や村上龍氏の著書まで、

だいたい10冊ほどあるのですが、

 

 

最近響いているのはこの2冊。

 

初版から30年以上も経っている本ですが、

すでに、これからの時代は

 

・高負担時代(エネルギーコスト上昇、高齢化による社会的コスト増大)

 

・選別淘汰(準決勝ではなく決勝戦をむかえる)

 

・専門化、個性化、差別化がさらに進む

 

・寡占化、ナンバーワン化

 

・小グループによる活性化

 

・技術革新、設備合理化がさらに進む

 

・タテ型成長からヨコ型成長へ(多角化、多様化、分散化)

 

・地方の時代、地方への環境改善投資が進む

 

・旧来の惰性と安住の地場企業の淘汰

 

・プロ専門家、幹部の人材育成が大きなテーマ

 

という、十分に今でも通用することが書かれています。

 

 

 

もう絶版になっていると思いきや。。。

 

なんとアマゾンで買えます。

 

しかも送料よりも安い価格で。。。涙

 

 

アマゾン、すごいですね。

 

 

というわけで、ではないのですが、

 

この本を購入。

 

 

古くも変わらぬものと新しきもの。

ともにインプット。

 

 

また経営者の皆様とのご面談時に、

「にじみ出るように」アウトプットされることを期して。

 

 

いいね 0
Loading...


ページ
トップへ