税理士松尾ブログ
奈良の若手経営者向けシンガポール視察ツアーを企画する理由として
2019-05-29
テーマ:税理士@松尾
第1回関西統合型リゾート展!。
に滑り込もうと会場に行ったが間に合わず、、、
その後は
シリコンバレー・深圳・エストニアに行っても日本には落とし込めないよ、というお茶会に参加。
米中貿易摩擦の背景
Brexitの今後の動向
そして何より、この関西圏・地方ひいては日本としてどのように生き残るのか、言い換えれば次の世代につなぐために私たちに何ができるのか、
という視点から色々とアドヴァイスを頂きました。
奈良県からの参加はもちろん私ひとり。。。
次の日は偶然にも「うめきた」近くで。
今はまだ工事中のこの「うめきた」。
その将来的なイメージも公開されましたね。
⇒記事
ビジネスの基本は「人」。
関西で進む民営化・規制改革の流れとともに、
うめきたやIRに世界中から人が集まり、様々な機能のハブとなること期待しています。
いろいろな思惑もこれから出てくるでしょう。
⇒参考記事
わたしのイメージですが、関西に「シンガポール」が出現するイメージ。
その時に備えて。。。
これは今、経営者向けのシンガポール視察ツアーを企画実行している理由でもあります。
シンガポールすごいな~
で終わる視察は誰でもできます。
で?
関西は、奈良は、何が出来るの?
その視点を加えて自分のできることを行動に移し続けたいと思っています。
いまは圧倒的な人手不足。
私ども「税理士法人あおば」も例外ではありません。
勤務地が奈良県というだけで人材獲得面では相当なハンデを背負っています。
はっきり言ってご提供しているサービスと教育面は一流ですが、
はっきり言ってイメージ的なオシャレ感はありません。
みんな東京に行きたがるのです。
でもうろたえてはならない。
世界中どこに行っても
価値を変えることなく
価格さえ変えることなく
提供できる価値を見つけよう。
そしてそれを試そう。
緩やかな規制の地で。
中小企業にもできる。
そんな機会提供を、私ももっと「見える化」していくつもりでいます。
松尾肝いりの【プライドツールボックス】とは?
2019-05-26
テーマ:税理士@松尾
わが社では各人がお客様にご提案して喜ばれたツールや
お役立ちツールをクラウド上で共有しています。
題して「プライドツールボックス」。
私も20年の実務経験から得られたものを全てアップしています。
ノウハウの塊です。
いまのところ300個近くのツールが格納され、毎週全社員にこんな社内メールが届きます。
私自身、40代のテーマは「恩返し」と位置付けている都合上、
今まで吸収させて頂いたことを全て社員に浸透させ、
価値ある税理士がさらに量産されることを願っています。
もちろん、与えるばかりでなく社員から提供されるものもちゃっかり吸収させて頂くつもりです(笑)
ただ、これもただのツールです。
ただの道具ですのでそれを扱う人間によって効果が変わります。
そのあたりの原理原則もまた、肝に銘じ、
プライドツールボックス略して「P-box」にさらに格納していこうと思います。
わんぱく相撲山の辺場所
2019-05-22
テーマ:税理士@松尾
今年で32回目を迎える「わんぱく相撲山の辺場所」。
相撲という武道を通じて
勝ち進むにつれて顔つきが変わる子供
負けて泣きじゃくる子供
極度の緊張から呆然とする子供
いろいろと表情がありますが、それもすべて必然。
こんな貴重な機会提供を頂くことはありません。
天理青年会議所の皆様に感謝。
30年以上も続くからこそ主催者側としては悩ましい部分もあると思いますが、
それぞれの会員の経営の傍ら、このような青少年育成にいそしむ姿勢に敬意を表します。
形を変え、姿を変え、今後も試行錯誤を続けて頂ければと思います。
要は行動が大切で、たとえ一時は足を踏み外したとしても、
その場その時に真剣でありさえすれば、
その足跡は黄金に輝いていると思いますので。
好きな天気は?と聞かれたら。
2019-05-08
テーマ:税理士@松尾
好きな天気は?
晴れ?曇り?雨?
と聞かれると間違いなく「雨上がりの晴れ」と答えるであろうわたし。
令和の幕開けもまさしくそんな天候となりました。
(参考ブログ:時代の節目によせて)
毎年ゴールデンウイークに参加させて頂いている、近所の小学校の清掃事業。
清掃事業と言うのでしょうか、ボランティア活動と言うのでしょうか分かりませんが、
こういった活動の「あり方」として
生かされていることにまずは感謝。
そして感謝しているだけでは申し訳が立たない!
何とかご恩返しをしなくては!と燃えあがる心のもとに行われること。
というお話を聞きました。
自分の心と向き合いながらグラウンドに生えている雑草を抜き、落ち葉を拾う。
ホントに何をさせていただくにせよ、
その心の持ちようによって如何にでも変わります。
掃除というありふれた事象でさえ、その「あり方」を把握した上で行動を取るのと取らないのとでは向き合い方も変わるし終わった後の実感も変わるものでした。
会社の基礎は○○
2019-05-05
会社の基礎は「株主」。
ということで開催した株主戦略セミナー。
うちの株主ってどうなってたっけ?と社長様から聞かれることもあるのですが、
その社長様が頑張って頑張って利益を出し、税金を払い、残ったものは
全て「株主」に帰属します。
うちは子会社だから、という場合は株主は親会社という会社なのですが、
その親会社の株主は「個人」です。
結局は、会社のもとをたどっていくと
「個人である株主」にたどり着くのです。
税理士に聞かないと分からない。。。ってそれはアキマセン。
その株主に他人さんを入れますか?
従業員さんを入れますか?
名義だけの株主さんはどうしますか?
株主は必ず個人だから病気もするし相続もある。どうやってつないでいきますか?
やはり、100%同族支配が理想です。
それを保つためには計画的な移転が必要です。
そして株式という「モノ」が動く時には税金が発生します。
最低限、決算の時には見直さないといけません。
会社の基礎であるにも関わらずなぜか普段は盲点となっている「株主」という視点。
会社経営ってホントに大変なのです。
さまざまな切り口で会社を見ていかねばなりません。
その翌週には「日本の基礎」のセミナー。
君が代の歌詞を現代訳すると
あなたがいる世界が永遠に続きますように。
小さな石が集まりやがて大きな岩となって苔が覆い尽くすまで。
そんな意味になるそうです。
私たちは何者で、どこから来たのか。
そんな基礎といいますか、「軸」って大切なんだと思うのです。
日本定例研究会として、第一回目を主催させて頂きました。
(懇意にさせて頂いている一般社団法人国際教養振興協会さまとの共催)
国民は記憶の糸でつながっていると言います。
神話を忘れた国民は100年以内に滅びるとも言われます。
ルーツの否定は自己の否定と同じです。
平成の終わりに、
会社の基礎
に引き続き開催した
日本の基礎。
老若男女さまざまな方にお越し頂きましたが、
「さざれ石、ネットで探してます!」というご感想もいただき、やってよかったと一安心。
今後は2か月に一度くらいで開催していければと思っています。
東京オリンピックの選手村跡地、マンションにするんですね。。。
⇒五輪選手村跡地の再開発全容、東京の“どまんなか”に5632戸・人口1.2万人の街が誕生
完全に「人口がこれからも増える」前提のモデルなのでは?
これは地方にとっては何の参考にもなりません。
かつて札幌で冬季オリンピックが行われたあと、その跡地は住宅地になりましたが現在の札幌市南区は空家も目立ち、なかなか厳しい状況のように思います。
大阪万博が世界中から人を呼び寄せようと、MICEやF1を誘致して跡地利用するのと対照的です。
京都と同じく、奈良も夢洲と一直線でつながる予定です。
地方にとって大切なのは人と人との「交流」と、
何よりその地の人間が魅力的であること。
軸のないままの交流は単なる混沌(カオス)です。
軸があれば魅力はさらに増すでしょう。
とにかく「良くなる」。
良くなると思うことを行動に移す。
その一点に賭けて
事業と
会社と
自分自身を
磨き続けていきたいと思っています。
ワンストップで親切。相談してよかった。
2019-05-01
テーマ:税理士@松尾
私たちには律義と言っていいほど春夏秋冬が周期を繰り返して訪れます。
4つの異なる季節と季節との間(スキマ)には古傷が疼いたりと普段とは違うことが起こるため、それを「節目」として大切にしてきました。
天理市に陵墓がある崇神天皇の御代に、それまで宮中で祀られていた天照大神を皇居の外に遷し、思想や信仰の対象をあえて分散し、そこにもまたスキマを生みました。
そういった季節や思想のスキマを「優しさ」とか「思いやり」でもって埋めて新たな価値を創り出そうとする行為を絶え間なく漆塗りのように繰り返し、素晴らしい文化を育んできたのが私たちの暮らす地域であろうと思います。
そして思えば事業もまた、「スキマを埋める」行動であろうと思います。
まだまだ社会には満たされていないスキマがあって、そこにビジネスチャンスが生まれ、投資をし、回収をする。事業とはその繰り返しなんでしょうし、その行為のことを「変化」というのであろうと思います。
新元号となるにあたり、わが国最初の元号は「大化」であるらしく、日本人というのはその昔から「変化」を志向してきたのだなと勝手に解釈し、勝手に感心していた次第です。
トンネルを掘る工事は、「基準点」を常に大切にすると教えて頂いたことがあります。
トンネルを掘り始める最初の地点を「基準点」と定め、掘り進む都度、常に基準点に立ち返り、基準点からどれくらい進んだかを常に確認しながら作業を遂行するそうです。
同じように私たち個人や企業にも基準点や原点があるはずで、その原点に立脚した強みや固有技術があるはずです。
「強みのない企業なんてない。でも強みは一つしかない。」と言われます。
選挙、消費増税、人手不足。さまざまな変化が訪れますが、基準点に立脚した自らの強みでもって社会のスキマを埋める経営努力を続けていかなければなりません。
私どもも、セミナー等による情報発信、海外を含む様々な士業との連携、チャート式決算書のご提供をはじめとし、昨年からは国家的な課題である「事業承継」にも注力してまいりました。
ただでさえ後回しになりがちなテーマですので私どももできるだけ早い時期からの本質的価値のあるご提案を心がけているところです。
しかしながら一方で世間には様々な情報が溢れかえり、全体的な考察を加えることなく、贈与税が100%猶予される納税猶予制度の単発的な情報だけが独り歩きしてしまっている感覚もございます。
事業承継の時期に差し掛かる企業様に限らず、ぜひとも原点や強みを共有させて頂き、ともに継続発展の道を歩んでいければと考えております。
とにかく地域経済の根幹である雇用を支える中小企業の皆さまに「安心」を。
ワンストップで親切。相談してよかった。
そのお言葉の積み重ねをしていけるよう、今後も研鑽を重ねていこうと思います。
考えることと行動すること
2019-03-29
テーマ:税理士@松尾
2月は確定申告の時期にもかかわらず
「価値の輸出のためのシンガポールツアー」を企画し、
⇒詳細
戻ってからは
社員のご実家から頂いたトマトで栄養補給しつつ
確定申告時期も終了。
申告期限の翌日には、
恐れ多くもご縁を頂戴し、
市民プロジェクト会議なるものに参加をさせて頂いておりました。
色々なお立場の市民
教育関係者
行政関係者
などが集まって、ざっくばらんに話し合いをするものです。
この日は
「10年後の天理」がテーマ。
スパンが長すぎてどうしても抽象的になりますが、
その点はまずはブレーンストーミング形式で意見を出し合い
付箋紙に書いて書き出してジャンル分けし、
デザイナーさんがイラストにしてまとめる、
という手法により出来るだけ分かりやすく可視化する試みをされていました。
個人的には、
・地方の活性化は「雇用」「教育」の2本柱
・雇用は地場の中小企業こそが担い手であってほしい(その財務面のサポートは税理士)
・教育環境は教育関係者だけに頼ることなく、
経営者やリタイア後の市民などが全員参加で子供たちとの接点機会をもっと増やしては?
・そのために体験型イベントやコンサートや講演会など、入り口として「楽しい」イベントが大切
(そんな思いで昨年末には「しめ縄づくり体験会」を開催しました)
・交流イベントに無駄なものなんてない
・人生はみんなそれぞれだからそれぞれに価値があって、それを子供たちに伝えるだけですごい教育効果がある
勝手気ままに、青年会議所活動での学びや普段から考えていることを意見させて頂きました。
人生は「考えること」と「行動すること」からできていると言いますし、
行動が大切。
結局、最後は「何をやるか」ではなく「誰がやるか」。
無駄なことなんてないのだから。
というわけでこれから「教育事業」として取り組むこととなった
「日本定例研究会奈良」
⇒詳細
自分自身、
4月は「基礎」を見つめなおす月となりそうです。
日本の基礎「日本定例研究会奈良」
⇒詳細
会社の基礎「株主戦略セミナー」
⇒詳細
これからいよいよ人口が減り、
GDPの根幹である「消費」が目減りする中、
天然資源に乏しい日本日本経済のカギを握る、
「価値の輸出」の成功例としてこんなニュースがありましたね。
例えば
・奈良にフォーカスした旅のパッケージを現地(海外)で販売する
例えば
・現地飲食店のメニュー品質向上とシェフのトレーニングは日本側、店舗管理は現地が担当してのコラボ
例えば
・シンプルにインバウンド
こういった日本以外からお金を払ってもらう、という意味での「価値の輸出」
は信頼できるネットワークがあれば中小企業ででもできることです。
先日のシンガポールツアーはそのための「出会い」のツアーでした。
今は人手不足で忙しくても、
大企業だけではなく中小企業も、
さらにいうなれば地方の中小企業も、
その価値を輸出する視点を持つだけで「今」への取り組みが随分と変わります。
その上で
利益を出し、
雇用を守り、
地域経済を元気にする。
そんな取り組みと気付きの提供を今後も続けていければと思っています。
士気高く、自信にあふれ、みな信じあう組織
2019-02-17
テーマ:税理士@松尾
日曜日。
前日の晩から家でゆっくりとくつろがせて頂きました。
(これ、1月に書いてます。)
昔読んだ本を読み返したり、
YouTubeでラグビーを観戦したり、
冬の日差しを感じながら散歩したり、
それでも時間を持て余し、、、
今では我が家のリビングから姿を消して
いちばん端っこの小さな部屋に追いやられたテレビのスイッチをつける。
まずはCMの多さに辟易し、
何よりも、何かにつけて「平成最後の」というフレーズの多さに違和感を感じ、
30分も持たずにスイッチoff。
なにかのブログにも同じようなことが書かれていて、
【事にふれて平成最後と報道されることに
心が痛む】と書かれてあったのが
強く印象に残っています。
リーダーは
自分のやりたいことを中心に据えるのではなく
自分がやるべきことを中心に据えます。
そのことを何年も、何年もの時間をかけて考え抜かれた結果である「平成の終わり」という事象。
災害。
ジャパンアズナンバーワン。
一人あたりGDPやODA世界一からの転落。
そしてインターネット。
平成もまた、激動の時代。
日本の国じたいが承継を迎える時期に、
「経営のパートナーとして安心を提供する」ミッションに取り組もう、
そして
士気高く、自信にあふれ、みな信じあい、取るべき行動をとり、態勢の整った、
そんな組織にちょっとでも近づけよう、と思いを巡らせました。
個と和の関係性から源流を思う。
2019-01-20
テーマ:税理士@松尾
日本全国にある神社の数は8万を超え、実はコンビニよりも圧倒的に多い数を誇ります。
奈良県天理市の南端、柳本町には第10代崇神天皇の陵墓があります。
私が子供のころから慣れ親しんだ場所でもあります。
実は崇神天皇の時代に疫病が大流行し、豪族間の争いにより国が大いに乱れていたといいます。
そこでそれまで皇居内に祀られていた天照大神と大国魂神を皇居の外に移され、
各地に神々が祀られる社を定められました。
このことが神社が私たちの生活に深く根差す契機になったといわれています。
実に2000年以上も前のこと。
私たちの何気ない生活に流れる大きな源流を今に感じざるを得ません。
さらには、皇居内に祀られていた偉大なる神を外に祀り、
天照大神
大国魂神
そして天皇
という3つの偉大なる力をあえて1つに集中させず、
3つの和としてその間に物理的・精神的な空間をあえてつくったことで、
統一された大和の力が全国へと波及していったそうです。
企業も、家庭も、まずは個の力を強めるのも大切ではありますが、
それらが「和」として調和しあうことこそが全体をさらに強くするのかもしれません。
個人が個として、まずはなくてはならない存在となり、
それぞれの個性が集まり和として新たな価値を生み出す。
それもまた私たちの源流なのだと思います。
(一社)フライトってなんの会社、と良く聞かれますが。。
2019-01-16
私の名刺。
フライトって何の会社?
と良く聞かれます。
平たく申し上げると「セカンドオピニオン」の会社です。
他にはこんなツアーの企画をしたり。⇒シンガポールツアー
セミナーの企画をしたり。
セカンドオピニオンの場合は、
税理士さんは他に頼んでるけど、
・お年を召していて連絡を取りにくい
・父親の代からの付き合いなので今さら変えられない
・情報提供がない
・提案がない
・質問しても返事が遅い
・でも経営の「これってどう思う?」って質問を気軽に聞けるプロが欲しい。
・自社の「弱点」を客観的に伝えてほしい。
そんな時にお使いを頂いています。
セカンドオピニオンを経て、
税理士の契約に変更して頂けるときもあるし、そのまま期間満了で終わるときも、
何年もセカンドオピニオンをお使いいただいているときも、さまざま。
現在3社さまにご活用して頂いています。
税務顧問をさせて頂いているお客様がいらっしゃる中で、
セカンドオピニオンのお客様も全て松尾個人が対応しているので、あまり件数対応はできませんが、
現在2社分の空きがございます。
契約の時に直接お会いさせて頂き、
それ以降は基本LINE・Chatwork・Messengerで、という場合は月額2万円でお使いいただけます。
もちろん必要に応じてその後、お会いもさせて頂きます。
「フライト」の名前の由来は、「経営」を飛行機のフライトにたとえて、
目的地に着いたときに「こんなところに着くはずじゃなかった!」となってからでは遅いので、
目的地を見据えて一緒に飛んでいきましょ!
ってところからきています。
1年契約ですのでお気軽に。
シンガポールツアーは今日が締め切りです!
2019-01-07
奈良の若手経営者向けシンガポールツアーは
今日(1/7)が締め切りです。
特に、日本は人口が減るからこれからは海外だ~っと
何が何でも海外進出を勧めたいわけではありません。
わたし自身、税理士という仕事は日本の税法を扱う職業なので、
海外は関係ない、と言えばないのです。
それでも経験として、海外との接点があることで
・解決できる課題が増え
・ご提供できる「気付き」の幅が増え
ていることも事実です。
「紹介」というビジネスにおける最強のフィルターを通じ、
いちど海外の人間と日本の人間とがリアルに接点をつくってつながれば、
あとは日本にいながらでも海外活用は可能です。
地方にいながらでも、世界中からリアルな情報を入手できます。
その情報に、
「どんな」情報か、にプラスして
「誰からの」情報か、という価値が加わります。
また反対に、地方にいながらでも世界中に情報やノウハウを発信できます。
ちなみに今回のコンテンツは、
どこかのコンサルさんや金融機関が用意したものではなく、
2年前の出会いと
士業の集まりであるASPO(アジア士業共同体)のネットワークを活用してのものです。
実は一番リスクが高く、海外活用の最終形ともいえる海外進出。
そこに重きを置いているわけではないので、
「教育・介護・経済(金融)」という大きな間口から「違い」を知るツアーです。
これからの日本は特に、
ビジネスをする上でこの3分野との接点からは避けて通れませんもんね。(あとは農業と)
日本の「当たり前」を疑うツアーにしたいと思っています。
「価値」は「違い」から生まれますので。
エラそうに言う私も英語はしゃべれません。海外生活もしてません。
ただ、シンガポールでの出会いを楽しみながら接点を構築し、
社業に活かすつもりです。
さらに詳細⇒http://flight.or.jp/recent-article-seminar/seminar-article%E2%85%A1/
税理士松尾より新年のご挨拶
2019-01-02
テーマ:税理士@松尾
明けましておめでとうございます。
紙の新聞は買わなくなってしまったのですが、
元旦は日経新聞をコンビニで買うようにしています。
元旦のトップ記事くらいは…ということで。
2015‥
変えるのはあなた
2016‥
目覚める40億人の力(インド俊英)
2017‥
「当たり前」もうない
2018…
溶けゆく境界
でした。
そして2019年は…
【つながる100億の脳】
人体最後のフロンティアである脳。
脳は人間が人間であるゆえん。
その潜在能力が解き放たれようとしている。
その時に社会や人間のあり方が問われる。
今までの30年の進化とこれからの30年の進化はスピードが全く違う。
脳と脳が繋がれば言語さえ不要。
2050年にはAIは人間の知性を超える。
脳の潜在能力が解き放たれた時にこそ自分自身が何者か、考えることが大切。
というような内容でした。
あなたは何ができる人なんですか?
あなたの信じるものはなんですか?
根源的な問いに答えられる価値観と、
相手との違いを受け容れる価値観とが
大事になってくるのだと思います。
価値観教育が会社に求められるのだと思います。
昨年ホームページをリニューアルし、まだまだ試行錯誤ではありますが、
今年もスタッフブログ、松尾ブログ、ともども宜しくお願い致します。
今年最後のブログです。
2018-12-28
テーマ:税理士@松尾
12月22日は、長らくお世話になった
天理青年会議所の最終理事会。
これで私の役目も終わり。
12月23日は
青年会議所で得た気付きを実践し続けるために立ち上げた
「STAGE」の第一弾事業。
「お正月講座+しめ縄づくりワークショップ」
石上神宮の拝殿(国宝)での正式参拝から始まり、
そのまま拝殿で、
権禰宜からの石上神宮の由緒をお聞かせ頂き、
一般社団法人国際教養振興協会の代表理事である
東條英利様からのお正月講座。
・お正月
・門松
・しめ縄
・年神さま
・おとしだま
・初詣
・おせち
・祝日と祭日の違い
などなど日本人にとっての「当たり前」に向き合う機会に。
そして今、
しめ縄自体の意味を分からずに飾る家庭も多くなるだけではなく、
実は市販のしめ縄は「日本の稲わら」ではなく「中国の水草(雑草の類)」であることも多い
現状を打破すべく、
岐阜県東白川村の国産の稲わらを使ったしめ縄づくりワークショップ。
穂が実る前に刈り取り、しめ縄用として厳重に保管してきたものです。
まだ青々としていて何より香りが素晴らしかった。
老若男女、35名で実際にしめ縄をつくりました。
できたしめ縄は当然、各家庭にお持ち帰り頂きました。
12月10日に広報を開始して
12月23日の事業。
そもそも案内が急。
クリスマス一色。
年末。
連休の中日。
不利な条件がそろってしまう中でも、
「こんなんやるから来て~」
で来て下さった皆様に本当に感謝。
有難いお言葉を頂戴するも、
それをそのままお返しします。
感謝を接着剤に、
これからも人の輪が広がることを切に願います。
人間はその漢字の通り、人の間(あいだ)でいきていますもんね。
仕事、食事、Facebook。。。
形はいろいろあれど、接点を持っていただいた皆様に感謝申し上げます。
医者と税理士は若い方がいい(H30とH31の税制改正大綱を読み比べてみる2/2)
2018-12-23
毎年公表される税制改正大綱には、
その最後に
次年度以降も引き続き検討する項目が列挙されます。
・H30税制改正における引継ぎ事項
・H31税制改正における引継ぎ事項
を比較してみると、
・実現した項目
・再度引き継がれた項目
・新しく引継ぎとして出てきた項目
が良く分かります。
前回のH30税制改正において「検討事項」として挙がっていた項目を早速みてみます。
1,年金課税
年金制度改革の方向性も踏まえ、課税のあり方を引き続き検討する
⇒H31も同様に引継ぎ
2,金融所得課税の一体化
投資家が多様な商品に投資しやすい環境を整備する視点から引き続き検討する
⇒H31も同様に引継ぎ
3,小規模企業に係る税制のあり方
個人と法人成り企業に対するバランスを図るための外国の制度も参考に、
控除のあり方を全体として見直すことも含め、所得税・法人税を通じて総合的に検討する
⇒H31も同様に引継ぎ
4,子供の貧困への対応
ひとり親に対する税制上の対応について平成31年度税制改正において検討し結論を得る
⇒これ、今回公明党さんが最後まで主張していたやつですね。
実は昨年から引き継がれていたのが分かります。
今回(H31)でも住民税の非課税枠が拡大されたものの、
「H32税制改正において検討し、結論を得る」となりました。
5,個人事業者の事業承継
その承継の円滑化を支援し代替わりを促進するための枠組みが必要
⇒H31税制改正において対応されました。
事業用の土地建物に係る相続税・贈与税の納税を猶予するというもの。
したがってH31税制改正大綱における「検討事項」からは消えています。
6,医療に係る消費税のあり方
医療機関の仕入れ時の消費税負担等に配慮し、H31税制改正で検討、結論を得る
⇒今回(H31)で、診療報酬の配転方法の精緻化、医療関係器具の特別償却制度の拡大といった
措置が取られました。
したがってH31税制改正大綱における「検討事項」からは消えています。
7,国境をこえたサービス提供に対する消費税の課税のあり方
課税の対象とすべき取引の範囲及び適正な課税を実現するための方策について引き続き検討
⇒こちらは今回(H31)では、経済の国際化・電子化への課税上の対応は適正な課税を確保するための方策について引き続き検討を行う、と表現されました。
8,原料用石油製品等・・・割愛(H31も変わらず検討事項として記載)
9,事業税における医療関係サービスへの軽減税率等・・・割愛(H31も変わらず検討事項として記載)
10,電気供給業等への外形標準課税・・・割愛(H31も変わらず検討事項として記載)
11,ゴルフ場利用税のあり方・・・割愛(H31も変わらず検討事項として記載)
12,民法における成年年齢の引き下げに伴う、税制上の年齢要件
民法に合わせて18歳に引き下げることを基本として検討をおこない、結論を得る
⇒こちらは相続時精算課税制度の適用年齢・NISAの適用開始年齢の引き下げなどで
対応されています。
今回(H31)では検討事項に挙がっていません。
で、H31で新しく「検討事項」で上がってきたものは。。。ひとつ。
自動車関係諸税について
自動車を取り巻く環境変化の動向等を踏まえ、その課税のあり方について中長期的な視野で検討をおこなう。
と新しく記載されました。
巨大産業、自動車産業をめぐっては今年も様々な動きがありました。
トヨタ自動車とソフトバンクとの連携。
カルロスゴーンの逮捕。
「クルマ」の枠組みをこえ、「移動手段」として新たな時代の到来を予見しての一文でしょうか。
参考記事:https://www.businessinsider.jp/post-180756
いずれにしても、
「検討事項」として
・新たに出てきた項目が少ないこと
・来年以降も同様に引き継がれている項目が多いこと
から、今後は何か目新しいものが登場するよりも
既存の税制(特に事業承継税制)にマイナーチェンジが
繰り返されるような気がします。
実務的には、その「マイナーチェンジ」へのキャッチアップが大変ですし、
選挙イヤーの来年の結果次第ではまた目新しいものが出るかもしれません。
ある経営者は言いました。
「医者と税理士は若い方がいい」
それだけ目まぐるしく変わるという意味だそうですが、
その期待を裏切らないように頑張ります。
H31とH30の税制改正大綱を読み比べてみる1/2
2018-12-19
毎年12月中旬に税制改正の大綱が発表されます。
H31年度分は先日公表されました。
ページ数にすると100ページを優に超えるほどの量がありますが、
たいていの場合、
大きな構成は次のようになっています。
①基本的考え方
②具体的内容
③検討事項
一番ボリュームが多いのはいうまでもなく②の具体的内容ですので、
こちらは税制改正セミナー(2019年2月1日 @天理市民会館)
でご説明するとして、
2年分の①と③を「比較」して読み比べると税制改正の「傾向」が見えてきます。
平成30年度の税制改正大綱と
平成31年度の税制改正大綱
それぞれの「基本的考え方」と「検討事項」を読み比べるわけです。
まずは「基本的考え方」。
税制改正が実現した項目の「背景」を述べる部分です。
だいたい15ページくらい。
平成30年度税制改正
<一段落目>
雇用・所得環境は大きく改善している
<二段落目>
デフレ脱却を確実なものとしていく必要がある
誰もが生きがいを感じられる一億総活躍社会を作り上げる必要がある
⇒概論といいますか、コンセプトを述べています。
<三段落目>
働き方改革を後押しするために個人所得課税における諸控除の見直しを図る
⇒昨年、実際に実現した項目です。
で、平成31年度税制改正
<一段落目>
雇用・所得環境は大きく改善している
⇒昨年と同じことを言っているのが分かります。
<二段落目>
消費税率10%への引上げを平成31年10月に確実に実施する。
⇒昨年はこの時点でもコンセプトを述べるにとどまっていましたが、
今年はいきなり消費税のことが出てきました。
決意のほどでしょうか。
<三段落目>
企業経営者がマインドを変え、投資拡大などに積極的に取り組むことを期待する。
前回の消費税率上げの経験を踏まえ、需要変動の平準化にむけてあらゆる手立てを尽くす。
⇒こちらもまあ、消費税税率アップありきの文章ですね。
(ちなみに四段落目も軽減税率のことですので、消費税最前面押しの様相です。)
というわけで、メインは消費税率アップによる需要減対策ということになるのかもしれません。
比較をしながら、こういった「背景」と「傾向」を念頭に読み進めていくこととするのですが、
当然、消費税関係以外の項目も出てきます。
これらは、昨年の税制改正大綱の「③(今後の)検討事項」に挙がっていた項目
であることが多く、
やはり単年でのみ読むのではなく「比較」の要素を取り入れることで
見える視野が広くなります。
財務も同じですね。
その年だけの損益計算書、貸借対照表のみをみるのではなく、
前年のそれらと比較することで経営に欠かせない気付きが得られます。
次回は税制改正大綱における「検討事項」を比較してみることとします。
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