BLOG代表税理士 松尾ブログ

定点観測は自己資本比率から
2019-12-28
テーマ:決算書の見かた
弊社では月々の数字や決算のご報告の時にはオリジナルのチャート式決算書でご報告をしています。
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サンプル
その名の通り「チャート」なので、財務が視覚的にとらえやすくなり、
お忙しい経営者にも状況が直感で把握できますし、後継者教育にも役立ちます。
そしてチャートとともに「財務指標」もピックアップして表示をしており、お客様にもよりますが、
だいたい5〜8個をピックアップさせて頂いています。
しかし「手元キャッシュ」を除いて、
どの財務指標が最重要なのか?
とよく聞かれます。
となるとやはり「自己資本比率」になろうかと思います。
財務指標には数えきれないくらいの種類があり、他にも当然大切な指標はあるのですが、
中小企業の実務においてはやはり自己資本比率かと。
これは会社の総資産のうち何%が自分の資産か、を示す財務指標になります。
(自分の資産でない部分は借入や負債に依っていることになります。)
自己資本比率を一朝一夕に増やすことは困難です。
まず会社の総資産を意識することが必要ですし、
総資産を意識した結果、一時的に自己資本比率を悪化させる策も必要になるかもしれません。
負債を削減すれば自己資本比率は好転しますが手元キャッシュが悪化します。
利益は出たけど自己資本比率は悪化した、というケースもあります。
いずれにしても常にウォッチし、検証を重ねていくことが重要で、
税理士法人あおば自身も例外ではなくこの数値をウォッチし続けています。
人間でも毎年の健康診断で必ずチェックする項目(コレステロール値、中性脂肪、、、等々)があるのと全く同じです。
財務の「定点観測」は自己資本比率から。
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令和2年度税制改正セミナー
詳細とお申し込みはこちらです。
(どなたでも参加できます)
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大学生と地方の中小企業との接点を増やせないかと考えています。
2019-12-18
テーマ:セミナー報告
いま、とある大学生の団体のご代表と打ち合わせを継続しています。
ご代表といっても、学生団体のご代表ですので
当然、現役の大学生です。
関西の公立・私立の大学生にネットワークを構築され、
「大学生と中小企業とをつなぐ」活動を展開しようとされています。
大学生にとって就職活動の対象に「中小企業」が挙がることは稀でしょう。
しかし、中小企業の、特に地方の中小企業にとっての人材不足は深刻です。
されど、地方には素晴らしく頑張っている中小企業がたくさんあります。
大企業では味わえない、社長との距離感の近さや業務範囲などの魅力もいっぱいあります。
何より、地方においては中小企業の存在そのものが「まちの風景」なわけです。
なんとしても継続・発展してもらわないといけません。
ということで、奈良の中小企業と現役大学生がどうやってつながって頂くか、
について率直にお話あいを重ねています。
そして話しているだけではつまらないので
天理教教会本部にて
天理教本部を訪れた松下幸之助氏が「理念や信じる力」の強さを認識されたというエピソードのご紹介、
石上神宮にて
由緒、神社と神宮の違い、ついでに内山永久寺と廃仏毀釈のお話し、
洋食カツイさんにて
エビフライのランチと、お店や山の辺の道のご説明。
と、ひとしきりの松尾バージョン天理市内観光案内。
ガイド付きだと面白い!と大学生にも喜んでいただけました。
一見すると、平日の昼間から大学生と一緒に観光したり昼ごはん食べたり、
松尾さん何やってんの?って感じかもしれませんが、地方の実情と魅力を知ってほしいがためのことです。
日本の地方には素晴らしい場所やコトがあります。
会社も同じ。
地方にも魅力的な会社はたくさんあります。
具体的な企画は年明けに。
なんとかお客様に喜んでいただける企画となるよう、もう少しつめていきます。
存在そのものが地域に必要とされるよう
2019-12-11
テーマ:セミナー報告
ことし新しく立ち上げた団体である「一般社団法人STAGE」で、
「しめ縄づくりプロジェクト@石上神宮」を開催しました。
年末になるとスーパーでも販売される「しめ縄」。
しかし近年はしめ縄といいつつも中国産の水草で作られていることもしばしば。
水草ですのでもはや「稲わら」ですらない、という事実。
これは由々しき事態だ、ということで
廃仏毀釈の影響から日本で唯一お寺のない自治体となり、神道の村と呼ばれる
岐阜県東白川村で大切に育てられた稲わらを使い、
日本最古の神宮である石上神宮の神職の方に作って頂いた紙垂(しで)を使い、
自分の手でしめ縄をつくります。
稲わらの感触を楽しみながら、
最後には小学生でも作れるようになります。
アンケートにあるように、
しめ縄とは?
鏡餅とは?
お年玉とは?
お正月とは?
という当たり前に過ごすお正月の風物詩に込められた、
私たちが古代から大切に受け継いできたものの「意味」を
ご説明しながら進めていきました。
当たり前にあることは、あえて向き合おうとしなければその大切さに気付くことが出来ません。
大切さに気付けば、感謝の心が芽生えます。
感謝の心が芽生えれば芽生えるほど、幸せを感じることが出来ます。
このしめ縄づくりプロジェクトは全国で繰り広げられている運動で、
(http://www.icpa.jp/shimenawa/index4.php)
奈良県内の運動は「一般社団法人STAGE」で受け持たせて頂きました。
最近では海外での開催や企業での開催もされているようです。
日本は長寿企業が多いことが知られています。
一般的には会社でいちばん上に立つのは社長。
でも日本では、社長の上に、さらに「理念(つまりは価値観)」を掲げます。
社長の存在を上回る概念を掲げ、それを「信じる力」こそが日本の企業の強さであるように思います。
神道という古代から私たちに染み付いた習慣が、その「信じる力」の土壌にもなっているのでしょう。
老若男女30名にお越し頂きました。
開催させて頂けたことに感謝。
一般社団法人STAGEの存在そのものこそ、そして税理士法人あおばの存在そのものこそ、
地域に必要と言ってもらえるようまだまだ道は続きます。
黒字決算割合が70%を超えてきました。
2019-12-07
テーマ:税理士@松尾
弊社の黒字決算割合(12か月トータル)が
70%を超えてきました。
この厳しい経営環境下でも、
ほんとに、前を向いて頑張っていらっしゃるお客様が多く、頭が下がります。
10年以上にわたり、
私たちがセミナーをはじめとした様々な企画を催して、
それがきちんと開催させて頂くことが出来るのも、勉強熱心なお客様のおかげ。
私たちも負けじと情報収集とアウトプットを今後も心がける次第です。
税務申告で赤字ということはそれだけキャッシュが出ていってるということ。
我々がお客様をちゃんとサポートできているかどうか、我々がいい仕事をできているかどうか、
そのバロメーターは「黒字決算割合」だ。
弊社内部でも常々啓蒙してきました。
実際のところは黒字が全てではない、というのも現実だとは思います。
しかし、基本は「一点集中・一点突破」。
新規契約を頂戴しながらも、長きにわたりこの数値をウォッチしています。
その間、今も、様々な流行があります。
人材紹介の紹介手数料は、分かりやすく高止まったまま。
高止まったままだから、、、といってリファラル採用。
・・・人手不足の時代の暁には人余りの時代が来るはず。原理原則通り、税理士の価値を語って採用を続けたい。
ことさらにSDGsが叫ばれますが、
日本は昔から三方良しと言って自分、お客様ともうひとつ、世間様を重んじてきました。
・・・Win-Winの関係を超えた、価値観の一致の関係性を重んじてきた文化がもともとあります。
今は確かに大変ですが、流行があれば廃りもある。
原理原則を大切に、
お客様に「安心」をもたらす専門職コンサルティングファームに近づけるよう、
キャッシュリッチへのサポートができる体制づくりを進めていきます。
「経営を守る」企画3選
2019-11-27
テーマ:セミナー報告
12月初旬は弊社として「経営を守る」ための企画を3つご用意しております。
■成長戦略としてのM&A個別相談会
業界の垣根が溶け出すであろう今後に備えて、相乗効果やシェア拡大を見込んでM&Aも選択肢に入ることが予想されます。
・会社の価値がどうやって決まるか、
・M&A手順の確認
・相乗効果が生まれた事例
・弊社と提携している日本M&Aセンターとの顔合わせ
どんな趣旨でも結構ですのでご活用頂ければと思います。
(弊社お客様限定)
※現在、12月2日は16時からの枠しか空きがございませんが、今後も定期的に開催して参ります。
詳細、お申し込みはこちら
■経理担当者向け年末調整セミナー
近年、所得税関係が頻繁に改正され、また扶養などの確認も念入りになされているように感じます。
・それぞれの書類の意味
・間違えやすい論点
・改正点
を把握するため、ご活用ください。
(どなたでもご参加頂けます。)
詳細、お申し込みはこちら
■しめ縄をつくって会社に飾ろう
受け継がれてきた大切になものを「つなぐ」というのは日本企業の強さの根源でもあるように思います。
誰もが迎えるお正月という年中行事における、さまざまな習慣(門松/お年玉/しめ縄等)の意味を再確認し、
自らの手でしめ縄をつくり、気持ち新たに年を迎える機会として頂ければと思います。
詳細、お申し込みはこちら
自分で「しめ縄」をつくって会社に飾りませんか?
2019-11-13
テーマ:セミナー報告
先日の「第100回あおばセミナー」での
東條英利様の講演が大変に好評でした。
東條氏は「日本人の可能性」ということをテーマに
経営者向けセミナーを数多くされておりますが、
神社研究の第一人者でもあります。
先日の
「アメトーーク!」の「神社仏閣大好き芸人」でもアドバイザーとして
関わっておられたそうです。
その東條氏がはじめられた「しめ縄プロジェクト」。
市中に出回るしめ縄は中国産の水草で作られていることも少なくなく、
そこは国産の稲わらで自分でしめ縄をつくって正月を迎えよう、
というシンプルなプロジェクトです。
私も東條様からしめ縄づくりインストラクターとして
認定をして頂いており、
12月1日に日本最古の神社のひとつ、
奈良県天理市の石上神宮にてしめ縄づくりワークショップをおこないます。
・日本で唯一お寺がない自治体であることから「神様の村」とも呼ばれる「岐阜県東白川村」でしめ縄専用に育てられた稲わらで、
・正月/門松/お年玉/しめ縄などの意義を再確認しながら
・自分の手で
しめ縄をつくります。
(最後には鏡餅も)
コツをつかんで頂ければしめ縄自体は小学生でもつくれるようになります。
今年は他所ではすでにロサンゼルスでの開催や企業研修としても活用されています。
石上神宮での今回は、
・お正月講座(正月・お年玉・しめ縄などの行事の意味)
・しめ縄づくり
のご説明を私(松尾)が務める予定ですのでお気軽にご参加いただき、
心新たに年を迎える機会として頂ければと思います。
申込はFAXかメールにて承っております。
→FAX(チラシから)
(参考)
・しめ縄づくりプロジェクトの詳細
・昨年石上神宮で開催した時の様子
お客様の声
しめ縄づくりの様子
経費はどこまで認められるのか?
2019-11-06
テーマ:経営を守る情報
確定申告の時期をむかえるにあたり、
個人事業主にとって
「どこまで経費としていいか?」
というのは非常に興味のあるところです。
支出をおおまかに4つにわけると
1.100%事業用
2.大部分が事業用だが個人的要素あり
3.大部分が個人的要素だが事業用要素あり
4.100%個人用
になると思います。
「1」は仕入や事業用消耗品などで、疑問の余地を残しません。
「4」はいわゆるプライベート。
「2」「3」は合理的に按分できるか?というところがポイントになります。
例えばスーツ代。
仕事にしか使わないといくら言っても、
これは常識的にどう考えてもプライベートでも使えてしまいます。
大原則として
判断の前にまず「常識」が先立ちますので、スーツ代はどうしても「2」「3」「4」のいずれかに分類されてしまいます。
そうなると按分が出来るのか?という論点が発生し、
この点でもスーツ代は客観的な按分は難しいと思いますので
結果的には必要経費算入が厳しい、ということになるでしょう。
(按分するために信用に足る証拠を残していれば別です)
スーツと言っても、
芸能人が使うような、非常に煌びやかで個人的に使うことは常識的に難しくて、
しかも番組名が書いてある、というようなケースはもちろん部類は「1」になるかと。
反対に、
プロ野球選手が「体が資本」といって温泉やスパに療養に行った場合の費用は、
どうしても趣味娯楽の要素が先立ちますし、按分ができないので「4」
になると思います。
ゴルフプレー代をめぐっては国税不服審判所裁決で、
・内科医
・3年間で272回のゴルフ
・そのうち270回は年末年始や休診日に実施
・製薬会社や医師等と実施
・医療従事者との情報交換や意思疎通が目的
・ざっくり50%を経費算入
していたケースがあり、
・プレー頻度が頻繁であること
・ゴルフをしないと様々な情報収集ができないとはいえない
・仮に一部が事業に関連するとしても、事業とプライベートとを明らかに区分することが出来ない
という理由で経費性を否認されているケースが平成30年6月19日にあります。
個人事業(所得税法)の世界は特に、
常にプライベートと隣り合わせという特性がありますので頻度や内容を考慮に入れながら、
「按分」という概念を重要視して経費性を判断することが重要になります。
103万の壁と130万の壁と150万の壁の違いとは?
2019-11-03
テーマ:経営を守る情報
「配偶者控除」を受けられなくなる、
いわゆる「103万の壁」というのをよく耳にします。
しかし実際は、
年収が103万をこえても配偶者については控除額(所得から引ける金額)がなくなって
税金が急激にアップすることはありません。
昭和63年に「配偶者特別控除」という制度がつくられており、
最高38万円の控除額が一気に0(ゼロ)になるのではなく、
徐々に0に近づいていく仕組みになっているためです。
その配偶者控除と配偶者特別控除が、
昨年分から大きく変更を加えられています。
⇒配偶者控除等 新旧表
(別ウィンドウで開きます)
緑色の網掛けが「控除が増える」部分、
グレーの網掛けが「控除が減る」部分
になります。
夫婦共働きのケースで控除が増えることが
分かるかと思います。
そして、
「※1」が103万の壁と言われる部分。
しかし改正後は、103万円を超えたとしても
控除額はしばらく「38」万円で推移することが分かります。
「※3」が130万の壁と言われる部分。
これは社会保険の話で、
配偶者が130万円未満かつ
もう一方の配偶者の年収の1/2未満であれば、
社保の扶養に入ることができるものです。
「※4」は新たに出てきた150万の壁
と言われる部分。
控除の満額38万円を適用することができる限界値です。
ちなみに「※2」は、
社保の被用者数501人以上の企業にお勤めで
所定労働時間が週20時間以上などの要件を満たす場合は、
ご自身で社会保険に加入する義務が出ててくる境目です。
いずれにしましてもポイントは、
ご本人と配偶者、
【おふたりの所得の両面から判断しなくてはいけない】
という点になります。
年末調整はあくまで会社が所得税計算を「代行」するものであり、
従業員様からの自己の申告に基づき処理することとなりますので
今のうちからの周知が重要です。
創業スクール
2019-10-30
テーマ:セミナー報告
10月20日。
「天理創業スクール」にて講演をしてきました。
たぶん今年で5年目。
起業間もない、もしくは起業をお考えの皆さまに
「スタートアップと財務会計」について。
財務の読み方
財務の使い方
収支計画の立て方
資金調達のしかた
節税
青色申告と白色申告
税理士の使い方
企業の価値
など
様々な論点をひとまとめにしています。
このスクールは日曜日開催でしかも丸一日実施、
というのに毎回熱心に受講され、本当に感服致します。
反応を見ながら毎回テキストをブラッシュアップしいったんコンパクトにまとまった気がしますし、
もう5年目ですので、
違う価値観をお伝えする意味でも今後は別の方が担当された方がいいのかな、
と思ったりもします。
いずれにしても、
世の中には
・変わるもの
・変わらないもの
・変えてはならないもの
があるのであって、
地方の経済の根幹を「雇用」の側面から担っているのは
地域に根付く中小企業。
これは変わらない事実。
中小企業の営む「事業」がここから生まれ、
そこに少しでも貢献できることに有難く感じます。
「事業」を生み出そうとされている受講の皆さまに敬意をこめて。
ふるまつり
2019-10-23
テーマ:税理士@松尾
古事記にも記される、
わが国最古の神社の一つ、石上神宮。
毎年10月15日は「ふるまつり」の日。
9年ではなく
90年でもなく、
900年ものあいだ続くお祭りです。
地元の天理青年会議所に加入させて頂いていた時は、
御鳳輦を担がせて頂いていましたが、
卒業した今はそれが出来ません。
そのときは担がせて頂き、有難かったなあ、と懐かしむ思いで
前日の10月14日に参拝してきました。
900年以上という膨大な時間、続けられている行事。
そういえば、社歴が200年を超える長寿企業の会社数は日本が世界でダントツ。
昨今のノーベル賞受賞者もまた、何十年の長きにわたって愚直に研究を続けられての結果。
そこにはきっと、
「何か」を信じるとか、
「何か」を守るとか、
「何か」をつなぐとか、
強い気持ちが間違いなくあり、
それが見事に結果として表れている景色と言うのはすごく美しいことだな、と思います。
名義だけ借りて今もそのままの株をどうするか?
2019-10-20
テーマ:事業承継
事業承継の実務にあたって、
まず最初のステップとしてよく論点に上がるのが
「名義株」の問題です。
会社設立の時に「名義だけ」借りた他人の株式が、
まだ借りたままになっているケースです。
平成30年4月の国税不服審判所の裁決に、
・会社設立の時に他人から名義を借りて
・株券を「○○(他人)名義分」として会社の金庫に保管しており
・その会社の筆頭株主である社長様がお亡くなりになり
・その社長様の相続財産にその名義株を算入しなかった
というケースで、
結局は、
「他人名義だが実質は社長のものであり相続財産に算入すべき」
とされた裁決があります。
残された相続人は、
・会社の金庫にずっと保管されていたのだから
・会社のものであり、
・相続財産にふくまれないはず
ということで争いになったようです。
相続財産に含めなければならないと判断された時に
重要視された要素は下記の通りです。
・原資(もともとのお金)は誰が出しているのか
・配当金を取得しているのは誰か
・株券を保管していた金庫はどこにあり、誰が管理していたのか
いずれも亡くなった社長本人であり、
名義に関わらず社長の相続財産である、
と判断されています。
実務的にはこのケースとは反対に
全て社長様もしくは社長様ご一族のものとした方が
スキームを組むには望ましいケースが多く、
その際にわずか数パーセントですが他人名義のものが混ざっており、
まずこれをどうしようか、と検討するケースが多いです。
しかし重要視する点はこの裁決と同じで、
・実際の資金の出し手
・念のため配当をあえて出して受領する
・株券を発行しない会社に定款変更する
などの方策で名義株対策を実行します。
株主名簿は法人税申告書の「別表2」に記載されています。
毎年決算の時には要チェックの項目です。
民間給与の実態調査結果
2019-10-16
テーマ:経営を守る情報
税理士法人あおばの松尾潤です。
先日、国税庁のホームページにて
H30年分の民間給与実態調査の統計結果が公表されました。
これはその名の通り、官公庁を除き、
「民間の」事業所に限った給与に関する統計です。
国家として税収の見積もりをする際にも用いられる統計情報であり、
事業規模や業種を限定することなく、広く一般的な標本を抽出して作成されており、
統計としては実態により近いのではないかな、と思っています。
様々な切り口から統計が作成されておりますが、
一番下欄の(参考)欄に非常に分かりやすい統計が載っています。
「一人あたり平均給与」として
正規社員の給与手当406万円
⇒月額33.8万円
正規社員の年間賞与97万円
⇒年間2.8か月分
(平均年齢46歳)
という結果のようです。
弊社も採用を活動を続ける中で、
業界の壁が崩れ人材が流動化している印象を最近はますます強くしております。
その中で給与条件などの発信の仕方には非常に気を揉みます。
余談のようで余談ではないのですが、
いま
「サピエンス全史」という書籍を読んでいます。
かなり有名な書籍ですのでお読みになられた方も多いとは思います。
人間が他の動物に比して
なぜ、
・圧倒的な優位性を
・圧倒的に短い期間で
築き、保つことが出来ているのか?
この本が言うには、
「虚構を信じる力」
なのだそうです。
虚構とは「作り上げられたこと」と言っていいと思います。
例えば
神社でもらうお札(おふだ)も、
普通の動物にとってはただの「紙」なのですが、
人間にとっては「神」の力の込められた有難いものと信じています。
ただの
紙であるお札に「意味」を込めることが出来るのが人間の本質、
とサピエンス全史は言っていると理解しています。
企業において「意味」とは
「理念」であり「経営の目的」というところになろうかと思います。
給与実態はあくまで参考とし、
人手不足・人材の流動化が進むからこそ、
人間の本来の力を見つめなおさないといけないな、
と考える次第です。
しめ縄インストラクター初級講座に合格!
2019-10-13
テーマ:税理士@松尾
正月にほとんどの家庭で飾る「しめ縄」
年神さまは不浄を嫌うため、お迎えをするために年末には大掃除をします。
大掃除が終わり、
年神様をお迎えするときの、門松とともに重要なしるしがしめ縄。
ときには「雲」を表し、
ときには「結界」を表し、
古くから日本人に習慣として根付いてきたしめ縄。
とうぜん、稲わらで作るのが本来の姿です。
しかし近年は、国内で2週間も置いておけば国産と表示できるそうで、
実態は稲わらではなく「中国産の水草」であることもしばしばあるそうです。
水草なので、「もはや稲ですらない」という事実。
稲作も機械化が進み、コンバインなどの機械で刈り取ってしまうため、
稲穂だけが収穫されて稲わらは粉砕されてしまいます。
もはや貴重品となりつつある
「国産の稲わら」。
私どもの使用する稲わらの産地である岐阜県東白川村は
廃仏毀釈の影響で村内に「お寺」がなく、「神の村」として知られています。
その神の村でしめ縄専用に大切に育てられた稲わら。
これを用いて日本古来のやり方でしめ縄をつくります。
その作り方のインストラクター講座を受講し、無事合格。
日曜日の昼間、大の大人が寄り集まって
神聖な稲わらでしめ縄をつくる。
少し滑稽な風景かもしれませんがいたって真剣。
握力もすぐになくなり、
しめ縄ダイエットなることばも生まれました。
特性のゴムチューブも使って猛練習。
地域の小学校など教育機関はもちろん、
企業研修にもいいと思います。
少し前までは日本の各家庭でごく当たり前に
されていただであろう習慣。
もう一度その習慣に触れる機会をこれからも作っていきたいと思います。
「無関心を装った無知」
これを(私も含め)少しでも解消していければ。
ジョホールバルでのご縁を大阪にて
2019-10-09
テーマ:セミナー報告
先日実施した、
奈良の経営者のためのシンガポールツアー。
シンガポールから奈良に何を活かせるか?
という視点で催行しました。
その中で、
シンガポールから車で60分足を延ばせば人件費も物価も1/ 3になる、
という視点でご紹介したマレーシアのジョホールバル。
サッカー日本代表が初めてWorld Cup出場を決めた地として
記憶に残っている方も多い場所です。
岡野さんの決勝ゴールですね。
そのジョホールで新たにいただいたご縁をたどり、
大阪心斎橋へ。
日本の大学生や日本語を学ぶ世界中の学生を集めて日本語でスピーチコンテスト
↓
優勝者にはジョホールバル企業へのインターンシップの機会提供
↓
日本に戻り、インターンシップ体験報告会。
ということでその報告会に参加してきました。
日本人とベトナム人の学生さんによる帰国報告、
非常に熱のこもった報告で素晴らしい体験をされたんだな、と実感。
やはり経験のないところからは共感は生まれないので、
この先の社会人生活でおおいなる資源となることだと思いますし、
この事業を企画されている経営者にも大いに敬意を感じました。
ここでもまた良きご縁も頂戴し、
クライアント様にさらにフィードバックしていこうと思います。
↓
根付きすぎて、根付いていることすら気付かないこと。
2019-09-25
テーマ:税理士@松尾
学生の頃、村上龍氏の「イン・ザ・ミソスープ」という小説を読んだことがあり、
淡々と進む物語の途中から突然、凄絶な展開が繰り広げられ、
まるで映画館で映画を見ているような錯覚で食い入るようにその先を読み続けた記憶があります。
(体験だけが先行して話の内容はよく覚えていませんが。。。)
それに似た感情をよみがえらせてくれた、この書籍。
淡々と遺跡の説明が進むと思いきや、
終盤につれて著者の豊かな感情が繰り広げられます。
一日に2回読み返したのも久しぶりの経験でした。
私のイメージでは、
・縄文イコール土器。
・稲作文化の浸透とともに滅びた。
それくらいの知識しかない中、
・縄文人も稲作をおこなっていた
・稲作により「余剰」が生まれ、中国大陸では争いが絶えなくなっていることを縄文人は知っていた
・よって稲作を受け入れるかどうかの葛藤があった
・政治と祭祀に特化したヤマト王権は縄文回帰の拠点であった
・江戸時代もまた、縄文回帰が原点
1万年もの間、各方面から渡来人を受け入れ、
和の精神をはぐぐんだ下地があってこその今日。
私たちはもっと「日本的経営」に自信を持たねばならないな、
と改めて感じます。
「Win-Win」とよくいいますが、
「Win-Win」すなわち「損得」だけだと、
悪いことをしようとしている人に武器を渡しても、そこだけみれば「Win-Win」になっちゃう。
近江商人が三方良しといいましたがまさにその通りで、
「Win-Win」プラス「理念」「価値観」が大切。
稲作は人々を劇的に豊かにするのは分かってはいるものの、
それをやってどうなるのか?
大いなる葛藤の元、結果的には稲作を受け入れたわけですが、
それでも「和」の精神、多神教の精神は今も強く根付いています。
根付きすぎて
当たり前になりすぎて
根付いていることすら忘れてしまっている。
どの企業にも、
当たり前に思っていることにこそ、実は価値があるのだと思います。
経営者とともに行くシンガポールツアー
2019-09-22
テーマ:セミナー報告
税理士法人あおばの関連会社として
「一般社団法人フライト」
という会社を運営しています。
事業内容は大きく2つで、
・経営のセカンドオピニオン
そして
・中小企業の海外活用
です。
「海外活用」という言葉を用いているのは
「海外進出」と区別するためです。
海外進出は華やかですが、
特に中小企業にとってはリスクとコストが最も高く、
最終段階で考えるものと捉えています。
(もちろん海外進出の際は、現地の信頼できる士業のご紹介もしています。)
海外活用の軸足はあくまで国内(地方)で、
技術やノウハウを輸出するイメージです。
その(一社)フライトの恒例行事となった
「経営者とともに行くシンガポールツアー」。
F1の近づくシンガポールへ、
今回は4名の経営者とともに
9/12から9/14の道程で行って参りました。
テーマは「士業を通じた出会い」。
・シンガポール国内で飲食店を20店舗以上展開する奈良出身社長
・シンガポールでの資産運用(この方も奈良県民)
・シンガポールと奈良をつなぐインバウンド事業ミーティング
・車で90分で物価も人件費も1/3。ジョホールバルの活用方法を現地士業から
・現地介護施設への日本のサービス移転の可能性
・不動産事情と物件視察、日本のリタイア組への案内可能性を探る
・お子様向け1〜2週間の短期留学制度のご案内
・ジョホールバル現地士業とお食事
・マリーナベイ周辺を散策しつつ、IRの本質的要素を現地専門家から解説
(参加者の営む事業によって毎回アレンジしています。)
これらすべて「士業」を通じた人脈でご紹介することで、
ビジネスの基本である「信頼性」を担保しています。
そしてただビジネスライクに昼間ミーティングするだけではなく、
出来るだけ夕食も共にし、昼間のお話をさらに深堀りできるようにしています。
そしてシンガポールはすごいよね、
で終わることのないように、
で、奈良はどうするの?
という視点で「出会い」を活かすべくツアーを組んでいます。
マリーナベイ周辺を散策する時間帯もありますが、
マーライオンではなく、
「関西でこれから起きようとしていること」をテーマに
こういうIRの本質的なところを視察します。
本業に活かす要素ばかりなのでツアー料金も全額損金でOK^^
これから人口の増えない関西。
どうやって次代につなぐか。
どうやって中小企業もコミットするか。
出会いから生まれる気づきをこれからもご提供していくつもりです。
「ミント」に出演させて頂いたのはいいのですが。。。
2019-09-18
テーマ:セミナー報告
軽減税率について解説してほしい、
とのことで
毎日放送の「ミント」という番組に出演させて頂きました。
学べば学ぶほどにその異様さが浮かび上がるのが軽減税率の世界。
原則は
・お酒以外の飲食料品の譲渡
・定期購読の新聞
が軽減税率(8%)の対象になります。
しかし、それを現実社会に落とし込むと、
・定期購読の紙の新聞は8%
・コンビニで紙の新聞を買うと10%
・電子版は10%
と異様なことに。
今回話題に上がった「おせち」をめぐっては、
・ガンダムおせちは8%
・ミニオンおせちは10%
・くまモンおせちは8%
と???の有り様です。
それぞれキャラクター柄の重箱に入れられた1万円以上する高額商品で、
同じ「おせち」なのに適用される税率が違うのでさっそく混乱を招いているそうです。
何が違うかというと、
ポイントは、ミニオンおせちには「保冷バッグ」がついていること。
「おせち」という食品と、「保冷バッグ」という食品以外のものが
セットで売られている(一体資産)というとらえ方となり、
純粋に食品じゃないよね、ということで10%が適用になります。
「一体資産」となれば、
・税抜対価が1万円以下
・食品に係る部分の占める割合が3分の2以上
の2つの要件を満たさない限り、10%となります。
(2つの要件を満たせば8%)
先ほどの10%のおせちのケースでは、
・おせち+保冷バッグのセットで20,000円だとすると、
⇒税込み22,000円(10%)
仮にこれを、
・おせち19,000円、保冷バッグ1,000円と別建て表示していると
⇒税込み21,620円(保冷バッグのみ10%で21,620円)
と税抜きでは同じ20,000円でも、消費者にはお得になります。
・セット販売にしているか
・セット価格かどうか
がポイントになります。
その他、
「軽減税率はいつまで?」
というご質問もありますが、
軽減税率はキャッシュバック制度とは違い、恒久措置です。
最終的には個別ケースごとに判断するしかなく、
特に10,000円をこえる飲食品の高額商品の
扱いがある方は十分な注意が必要です。
いま使えるお金はどれくらい?って時のよりどころ
2019-08-28
テーマ:決算書の見かた
先日、
「松尾さん、こんど真剣に財務の相談をしたいんだけど。。。」
というご連絡を頂きました。
「え?真剣ってなに?今までも結構話してきたけど、、、」
と思いつつ実際にお話しを聞いてみました。
要は、
自分(社長)としては今いったいいくら使えるのかを知りたいのに
経理から上がってくる情報を聞いても、いろいろ数字を並べられて
結局分からない!ということでした。
試算表をもとに
今のところ利益はこれだけしか出ていなくて、
でも減価償却はこれだけ計上しているからどうで、
減価償却は最近買った資産が定率法だから今期は多めに計上されていて、うんぬん。
要は損益計算書(P/L)の情報ばかりが経営者のところに上がってきているようです。
これは、われわれ税理士事務所のご指導不足。
経理部門はただ単に情報を処理する部門ではなく、
情報を発信する部門でなくてはなりません。
処理ではなく、発信。
その発信の仕方を私どもの方でご案内し切れていなかったと反省。
損益計算書(P/L)はいわば成績表で、
期間が過ぎればリセットされるものです。
流れ星のごとく、たとえ利益が出た期があっても、通り過ぎて消えてなくなります。
一過性の成績表ではなく
財布の中身(貸借対照表(B/S))を見なくてはなりません。
➀総資産をみて会社の全財産をつかみ、
②その資産のうち現金・換金性の高い財産をつかみ、
➂反対に、負債のうちすぐ払わないといけない負債をつかみ、
➂そこでようやく損益計算書を見て固定費(人間でいえば生活費)をつかみ
投資可能額を割り出します。
そこから融資に頼らないといけない金額も見える化できます。
BS⇒PLの順でみましょう、ということで事なきを得ました。
他にセカンドオピニオンで受件したケースであったのは、
部門別管理をしているケース。
10個ほどの部門に分けて部門別管理をされています。
売上を部門別に分け、
原価を部門別に分け、
人件費も固定費も(見た目は)きれいに部門別に分けて
部門別の利益を表示されていました。
で、各部門の責任者から不満が噴出しているケース。
人件費や固定費の分け方に公明正大さがないのが原因です。
いや、「公明正大に」部門別に経費を割り振ることは不可能です。
というより細かく分けだすとキリがありません。
人に関し、その企業様は、ある部門専属の人間はわずかで、
一日のうちこの部門の仕事もし、他の部門の仕事もし、、といった具合。
経理としては相当労力をかけて部門別に仕分けしているものの効果は少ない、
という非生産的な結果となっていました。
で、今期からは人件費と固定費は部門別管理をやめることとしました。
売上から原価を差し引いた「粗利益」をまずは管理していく方針です。
会社によってテーマはさまざま。
解決には「数字」が必要です。
数字の読み方と使い方の重要性がますます増している感があります。
マネジメントレポートが自動出力される機能を備えた
会計ソフトがどんどん増えています。
見た目はグラフできれいでも、きれいでおしゃれなだけでは意味がありません。
そこから「シグナル」を見つけ出す定期的な財務ミーティングこそ重要です。
AIには「一緒に考える」ということはできませんから。
ソフトバンクG 納税ゼロの波紋
2019-08-21
テーマ:経営を守る情報
「ソフトバンクG 納税ゼロの波紋」
という記事が日経に載っていました。
⇒記事
海外子会社からの配当については95%が非課税(益金不算入)となる制度を利用してのものですが、
これは何も法のスキマを縫うようなことではなく実務的にも出てくることです。
制度の目的は日本国内への資金還流です。
トランプ大統領も、アメリカ国内への資金還流を意図して就任時の税制改正でこれを導入しました。
いわゆるレパトリ減税といわれるもので、
それまでは
・アメリカ国内に還流させたらアメリカ国内所得と合算して課税
・でも還流させていなければ非課税
というものを改正し、
・アメリカ国外からの配当は100%非課税
・しかし配当(還流)させていないものに対しても例えば現金には15.5%で課税する
という改正を加えたもの。
効果は大きかったようです。
⇒記事
ソフトバンクもこの制度で還流を受け、
今回はそこに経済合理性にもとづいた組織再編行為も重なった結果のことだと思われます。
国外で儲けを出し、国外で再投資をする限り、
企業業績がいくら良くても、日本国内でその豊かさをなかなか実感できない、。
これは近年ずっと言われ続けていることですね。
外で稼いだものをいかに国内に還流させ、
その資金でもって国内へ投資し、再び外へ売る。
よく言う
地産地消(地元のものを地元が消費する)も大切ですが、
地域経済を考えると、
地産外商(地元のものを外に売る)ことや、
地消地産(地元で消費されているものを地域外に頼るのではなく地元でしっかり生産する)ことも、
これから人口の減るこの国では大切になるな、と考えるきっかけとなった一件でした。
節税の王道は税率の○○
2019-08-18
テーマ:経営を守る情報
今月に入り、
今年ご相談が増えたテーマってなにかな、と振り返っていますと、
やはり
・事業承継(とくに株の移転)
・法人成り(個人事業を法人へ改変)
が挙げられます。
中でも株の移転に関しては
ほぼ毎日と言っていいほど話題に上ります。
株の移転とは必ずしも「節税」とイコールではなく、
まず取り組むこととしては
・税務上の株価の確認
・自身の相続シミュレーション
・名義株の整理
・株券発行会社でないかどうかの確認
・生前贈与の方向性(相続税と贈与税、どちらで払う方がいいか)
このあたりを整理してから「節税」というテーマが出てきます。
節税の王道は
「少ない金額を長期間で」
というのが大原則です。
そしてもう一つ、
「税率の固定」
という原理原則もございます。
例えば株を会社で買い取れば、
配当と同じで扱われ役員報酬と一括で累進課税の対象となり、
所得に応じて税率が上がります。
つまり、税率が固定されません。
しかし例えば
相続後に会社にて買い取る場合は、
要件を満たせば配当ではなく譲渡として所得税等が20.42%で固定されます。
その他にも(一長一短ありますが)
相続時精算課税制度で贈与税率を20%で固定することや、
法人税も税率はほぼ固定化されているといえますので、
グループ体制を見つめなおした結果、
株式や財産を法人に持たせ、
さらにホールディング化も視野に入れることもしばしばです。
その法人をめぐっては、
売上がだんだん増えてきたから、とか消費税があがるから、
という理由で急いで個人事業を法人にしたいというケースも少なからずありました。
私どもで対応させて頂くケースでは、
1年以上前から法人成りを検討するケースが多く、
必ず社会保険や役員報酬の事前シミュレーションをおこないます。
結果として社会保険料や事務的な負担に耐えられず、
法人を休眠させて個人に戻る、ということのないようにしなければなりません。
事業承継にしても法人成りにしても、
法人ができる、ということは別人格が出来るということであり、
自分の分身なり子供が出来るのと同じイメージです。
その分身なり子供に将来どうなってほしいのか、という想いをもとに、
事業承継や法人成りのご一族にとっての選択肢を検討していければと思っています。
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