あおばコラム

私どもでは毎月、お送りする「チャート式決算書」に、事務所からのコラムを添えてご提供しています。

H29.12 「景色」と「目標」

最近は「景色(けしき)」という言葉をよく使うようになりました。

何か目標をたて、それをやり切ったあとに見えるもの。

おそらく、目標を達成した後に見える景色と、一方で見えるはずだと思っていた景色が見えなかった、という両面があるのだと思います。

すべての始まりは「目標」を立てることから。

目標を立てるためには「目的」がなければなりません。

 

ことば遊びのようになりますが、「言霊」ということばがあるように、日本人はことばの意義を今よりももっと大切にしてきたはずです。

社内で何気なく使っていることばの意義を問う作業が、組織に芯を通す、力強い作業になるのだと思います。

H29.11 「自己資本」へのこだわり

先日、破産事件を専門に扱う弁護士と話をする機会がありました。
相談者、つまり破産会社の経営者に共通してみられるのは、「財務」をわかっていない、さらに言えば、「自己資本」へのこだわりのなさだとお聞きしました。

財務とはいえ、その弁護士も税理士ではないので財務の詳細まではわかっていないのですが、意味するところは財務の最も基本的な仕組みをわかっていない、ということだと思います。

自己資本へのこだわりとは、言い方を変えれば「税引き後利益の最大化」につきます。
税引き後利益の最大化と、会社の総資産の適正化。

その結果としての堅実な「自己資本」を保った企業へと成長を続けましょう。
財務に関する情報はチャート式試算表から読み取ることが一番の近道です。

H29.10 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ

「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」ということばがあります。

「相手を屈服させるためには、まずその人が頼みにしているものから攻め落とすのがよい」という意味で、
「将」とはライバル会社のみを指すのではなく、目的に基づいた目標をさす場合もあります。

「ウサギとカメ」の逸話がありますが、将がライバル会社をさす場合は「ウサギ」のスタンス、
「将」が目標をさす場合は「カメ」のスタンス。

最終的にどちらが勝負に勝ったかは自明のことですが、そこは企業のステージに応じて使い分けるべきであって、
いずれにしても秋は来年以降の戦略に思いをはせるには格好の時期。

自社にとっての「将」を見定め、その「将」にとっての「馬」は何なのかを徹底的に考える時期にしていただきたいと願います。

H29.9 「0から1を生み出す」

日のように経営者のかたとお話をしますが、
「0から1を生み出すのは苦手だ」という経営者の声をよく耳にします。

それは、客観的な立場から見ると、新規事業も興され、マスコミにも登場され、堅調に経営されているように伺える経営者の口からも聞かれます。

モノが売れない時代にあって、価値観が多様化しているのではなく「専門化」しているといいます。
専門化というのは集中することから始まるのであり、そこには志が必要です。

外面の活躍は、実は孤独のうちの決断から生まれており、
価値は「理解」ではなく「決断」の先にあるのであり、

挑戦する勇気でもって、0から1を生み出そうとされる経営者の皆様をこれからもサポートさせていただく次第です。

H29.8 「日報」の改善とその結果

セカンドオピニオンで関与させていただいているところで、「日報」に関する話題となりました。
とくに「営業日報」に関してですが、今までは営業マンの行動記録や商談結果を記載し、報告する形をとっていました。
しかし、報告はあがってくるものの進捗は上向かず改善策が求められているところでした。
そこでその企業がとった改善策は、日報を「外部環境」に絞り込むこと。

具体的には、
①お客様の情報
②競合他社の情報
③営業成績(結果のみ累計で)
この3点に絞りました。

その結果としてまず営業マンの意識が変わり、さらには部署間の連携も出てきているようです。

価値は「捨てる」ところから生まれるのだな、そして当たり前と思っている価値観(パラダイム)の検証が必要と改めて実感した次第です。


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